今年も「男風」が続くのだろうか。俳優チソン、ナムグン・ミン、イ・ジェフンが年初から活躍を予告した。
2016年は「男風」が強かった。ソン・ジュンギとパク・ボゴムはそれぞれKBS第2テレビの『太陽の末裔』『雲を思う月光』で魅力的なキャラクターを演じ、シンドローム的な人気を謳歌した。コン・ユもまた16年12月から現在に至るまで、ケーブルチャンネルtvNの『寂しくて光り輝く神-鬼』で鬼の「キム・シン..
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今年も「男風」が続くのだろうか。俳優チソン、ナムグン・ミン、イ・ジェフンが年初から活躍を予告した。
2016年は「男風」が強かった。ソン・ジュンギとパク・ボゴムはそれぞれKBS第2テレビの『太陽の末裔』『雲を思う月光』で魅力的なキャラクターを演じ、シンドローム的な人気を謳歌した。コン・ユもまた16年12月から現在に至るまで、ケーブルチャンネルtvNの『寂しくて光り輝く神-鬼』で鬼の「キム・シン」を演じ、女性のハートを強く惹きつけている。
このほかにも、SBS『嫉妬の化身』ではチョ・ジョンソクが、『浪漫ドクター キム・サブ』ではハン・ソッキュが、『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』ではイ・ジュンギが、それぞれ作品の前面に出て16年の「男風」を引っ張った。
今年はチソン、ナムグン・ミン、イ・ジェフンが「男風」を引き継ぐらしい。まずはチソンだ。チソンはSBSの新月火ドラマ『被告人』でお茶の間に登場する。チソンは15年のMBC『Kill Me, Heal Me』、16年のSBS『タンタラ』に続いて本作と、休むことなく演技活動を展開している。『Kill Me, Heal Me』でMBCの演技大賞を取ったチソン。『タンタラ』でも印象深い演技を見せたが、視聴率の面では良い成績を残せなかった。
いつになく重要な時期にチソンは、娘と妻を殺したという汚名を着せられ死刑囚に転落した検事パク・チョンウという役を選んだ。最近公開された予告編でチソンは、1分にもならない短時間のうちに、検事から囚人へと転落する過程をドラマチックに描き出した。検事から囚人になり、そのどん底から再起を夢見る男の物語を通して、チソンは自らの真価を発揮するものとみられる。
ナムグン・ミンはKBS第2テレビの新水木ドラマ『キム課長』でお茶の間に戻って来る。昨年SBS『リメンバー 息子の戦争』や『美女コンシム』に出演し、「男風」の立役者の一人となったナムグン・ミンが、久々にタイトルロールを演じる。ナムグン・ミンは同番組で「キム・ソンリョン」を演じる。キム・ソンリョンは、俗にいえばピンハネの達人で、このためにTQグループへ経理部の課長として入社する人物。昨年『リメンバー』『美女コンシム』で正統派ドラマからラブコメまで演技の幅をさらに広げたナムグン・ミンが、『キム課長』でコメディとシリアスを行き来しつつ、演技の頂点を極める予定だ。
イ・ジェフンは、tvNの『明日君と』で、昨年とは正反対のキャラクターを演じる予定だ。『明日君と』は、時間旅行者の夫とその妻のロマンスを描いた作品。前作のtvN『シグナル』ではプロファイラーのパク・ヘヨンを演じ、過去の刑事イ・ジェハン(チョ・ジヌン)と時空を飛び越える捜査を繰り広げたが、今回は軽いキャラクターを演じることになった。このところ『シグナル』『秘密の扉』などで重みのある演技をみせてきたイ・ジェフンだが、彼が注目されるようになったのは、いきいきとした淡い初恋を描いたロマンス映画『建築学概論』だった。
『建築学概論』以降多数の作品で演技力を固めたイ・ジェフンが、成金の時間旅行者として、おてんばな妻役のシン・ミナとロマンスを繰り広げること自体が、興味を呼ぶとみられる。
ドラマ『被告人』と『キム課長』はそれぞれ今月23日、25日から放送が始まる。『明日君と』は2月3日放送開始の予定だ。
イム・ジュヒョン記者
STARNEWS/朝鮮日報日本語版
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