女優キム・ハヌルが、ドラマ『空港へ行く道』(KBS第2)を終えた思いを語った。キム・ハヌルは11月15日、ソウル市江南区清潭洞のレストラン「SMTソウル」でイーデイリーの取材に応じ「視聴率は高くなかったが、『見ている間、心が温まった』という視聴者の一言で気分が良くなった。これまで出演したことのなかったジャンル、演じたことのなかったキャラクターなので、余計に愛着がある」と語った。
『空港へ行く道..
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女優キム・ハヌルが、ドラマ『空港へ行く道』(KBS第2)を終えた思いを語った。キム・ハヌルは11月15日、ソウル市江南区清潭洞のレストラン「SMTソウル」でイーデイリーの取材に応じ「視聴率は高くなかったが、『見ている間、心が温まった』という視聴者の一言で気分が良くなった。これまで出演したことのなかったジャンル、演じたことのなかったキャラクターなので、余計に愛着がある」と語った。
『空港へ行く道』でキム・ハヌルは、人生第二の思春期を迎えたCA「チェ・スア」を演じた。既婚の身だが、空港で偶然出会った大学講師「ソ・ドウ」(イ・サンユン)に慰められ、新たな愛を感じるという人物だ。不倫を素材にしてはいるが、男女の共感に焦点を合わせて視聴者の人気を集め、視聴率9.3%(ニールセン・コリア調べ)で11月10日に最終回を迎えた。
番組は、チェ・スアとソ・ドウが新たな愛をスタートさせるところで終幕となった。キム・ハヌルは「二人が出会わないまま終わるというのが、余韻があると思った。予想とは違う結末を迎えたが、内容としては満足。しかし、実際の私なら『空港へ行く道』のようにはしないだろう」と語った。
「後から訪れた縁ですが、『空港へ行く道』の結末は、私には合いません。愛は重要ですが、周りの人と一緒に幸せになることも逃せません。私のせいで傷つく人が出てくるのはいやです。両方同時にやってのけるのは難しいですが、不可能ではないでしょう」
キム・ハヌルは今年3月に1歳年下の実業家と結婚した。『空港へ行く道』は、結婚後初めて撮った作品。教師と生徒の許されざるロマンスを描いた映画『女教師』の撮影にも臨んだ。封切りは来年1月。これまで出演作のジャンルはロマンスとロマンチックコメディが多かったが、最近になって作品の選択が大胆になった。キム・ハヌルは「結婚を挟んで、出演作のキャラクターが多様になった。結婚が影響したのではない。いろんな姿を演じたくて、このごろはそういう渇きを解消している」と説明した。
さらにキム・ハヌルは「結婚はしたが、以前と大きくは違わない。両親に感じていた安らぎを、今では夫を通して得ているということのほかに差はない」「違いがあるとすれば、結婚を通して新たな経験を積んだことで、これが演技に役立っている部分」と付け加えた。
ママになるという祝福も待っている。2世の計画はまだだが、子どもを産むことで俳優としてのキャリアが途絶えるという心配はない。キム・ハヌルは「友人には『ワーキングママ』が多く、仕事と育児を両立させるのがどれほど大変なことかは理解している。幸い、助けてくれる家族・親類が多く、夫も手伝うと言っている。『子どもを風呂に入れてやる夫は世間で一番かっこいい』と洗脳しているところ」と笑った。
キム・ハヌルは、次回作『女教師』の封切り前まで、短い休暇を取る。夫と共に、『空港へ行く道』の舞台になった済州島を旅行する計画を立てた。「撮影中に見た素敵な風景、おいしい食べ物を、夫と楽しみたい」とキム・ハヌルは語った。
イ・ジョンヒョン記者
edaily/朝鮮日報日本語版
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