ソウル高裁民事第31部(オ・ソクチュン裁判長)は、歌手チャン・ユンジョンさん(35)=写真=が弟(34)を相手取り「貸した金を返してほしい」として起こした訴訟の控訴審で、「弟は姉に借りた3億2000万ウォン(約3100万円)を返済せよ」という判決を下したことが5日、分かった。
チャン・ユンジョンさんは2014年3月、「母が私の収入87億ウォン(約8億4000万円)を管理していた08年、このうち5..
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ソウル高裁民事第31部(オ・ソクチュン裁判長)は、歌手チャン・ユンジョンさん(35)=写真=が弟(34)を相手取り「貸した金を返してほしい」として起こした訴訟の控訴審で、「弟は姉に借りた3億2000万ウォン(約3100万円)を返済せよ」という判決を下したことが5日、分かった。
チャン・ユンジョンさんは2014年3月、「母が私の収入87億ウォン(約8億4000万円)を管理していた08年、このうち5億ウォン(約4800万円)を事業のために弟が借りたが、まだ3億2000万ウォンが返済されていない」として訴訟を起こした。しかし、弟は「姉に借りた金は1億3000万ウォン(約1260万円)であり、残りの3億5000万ウォン(約3400万円)は母親から借りた」と反論した。
一審は「弟がある番組で『姉に5億ウォンを借りた』と自ら発言し、母から借りた金もチャン・ユンジョンさんの収入から出たもの」として、借金を返済するよう判決を下した。これを受けて弟は控訴したが、二審も弟の主張を棄却、一審と同じ判決を下していた。
チャン・ユンジョンさんは13年に出演した番組で「両親の離婚訴訟の時、母に預けておいた全財産が消えて億単位の借金ができたことを知った」と話していた。
その後、母(60)は息子(チャン・ユンジョンさんの弟)と一緒に番組で「娘の財産を食いつぶすようなことはしていない。娘が家を出て行き、連絡ができなくなった」と反論し、家族間の確執が深まっていた。
チョ・ベッコン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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