演技力に弾ける魅力まで持ち合わせている20代の女優たち。まだ若く、今後の活躍がさらに期待される。
「20代の女優不足」という言葉は今や昔の話になった。最近、しっかりした基礎を築いた女優たちが一人、二人と登場し、観客や視聴者の視線をくぎ付けにしている。スクリーンからお茶の間のシンデレラになったキム・ゴウン、さまざまな演技を披露し好評を集めたイム・ジヨン、そしてドラマの主演まで手にしたチョ・スヒャン..
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演技力に弾ける魅力まで持ち合わせている20代の女優たち。まだ若く、今後の活躍がさらに期待される。
「20代の女優不足」という言葉は今や昔の話になった。最近、しっかりした基礎を築いた女優たちが一人、二人と登場し、観客や視聴者の視線をくぎ付けにしている。スクリーンからお茶の間のシンデレラになったキム・ゴウン、さまざまな演技を披露し好評を集めたイム・ジヨン、そしてドラマの主演まで手にしたチョ・スヒャンがその主人公だ。
2012年、映画『ウンギョ 青い蜜』で彗星のごとく現れたキム・ゴウンは、これまで映画に専念してきた。
同作で恥じらいのある少女の姿を見せたとしたら、『モンスター』や『チャイナタウン』では強烈な印象を残し、同性にとって羨望の的となった。また、8月13日公開の『侠女:剣の記憶』をはじめ、『怒った弁護士』『ゲチュンおばあちゃん』まで続々と公開を控えている。20代の強烈な女性キャラクターなら、全てキム・ゴウンにオファーがいくという話もあるほどだ。
そんなキム・ゴウンが選択した次回作は、ドラマ『チーズ・イン・ザ・トラップ』(tvN)。このドラマは、同名のウェブ漫画が原作。もともと原作のファン層が厚く、ファンを満足させられる主人公ホンソルを演じなければならないというプレッシャーはあるものの、これまで安定した演技力を披露してきたキム・ゴウンだからこそ、今回の挑戦に期待が寄せられている。
7月28日に終了したドラマ『上流社会』(SBS)でハツラツとした姿が印象的だったイム・ジヨンも、欠かせない存在。イム・ジヨンは2014年、映画『情愛中毒』で絶妙な女性らしさを披露。今年上半期に公開された『姦臣』では、芯の強さを持つキャラクターで注目を集めた。
まだ出演作はそれほど多くないが、作品ごとに大胆な濡れ場はもちろん、アクションまでこなし、多彩な魅力を振りまいてきた。『上流社会』ではハツラツとしていて大胆なイ・ジイ役を通じ、幅広い演技力が認められた。
チョ・スヒャンの活躍にも注目が集っている。チョ・スヒャンは『Who Are You-学校2015』(KBS第2)の悪女キム・ソヨン役で深い印象を残したが、以前から多数のインディペンデント映画に出演し、演技力を磨いてきた。昨年の第19回釜山国際映画祭では、今年の演技者賞を受賞。
KBSドラマスペシャル『お化けは何してるんだ』(7月31日放送)では主人公の座までゲット。同じ年頃の女優とは異なる個性を持つ演技で認められたチョ・スヒャンが今後どのような活躍をするのか、注目される。
キム・ソヨン記者
STARNEWS/朝鮮日報日本語版
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