―皆さん仲がよく、現場の雰囲気が大学のサークルのようだったそうですが、特に楽しかったエピソードはありますか。
「『花の4人衆』のシーンは4人一緒の撮影でしたので、やはり面白かったです。撮影の雰囲気も一番良かったですし。私もそうですが、他の3人も自分の役割を一生懸命こなしていたので、各キャラクターが十分に生きていたと思うんです。そんな生きたキャラクターたちが集まれば、自然と面白い化学変化が起きる..
続き読む
―皆さん仲がよく、現場の雰囲気が大学のサークルのようだったそうですが、特に楽しかったエピソードはありますか。
「『花の4人衆』のシーンは4人一緒の撮影でしたので、やはり面白かったです。撮影の雰囲気も一番良かったですし。私もそうですが、他の3人も自分の役割を一生懸命こなしていたので、各キャラクターが十分に生きていたと思うんです。そんな生きたキャラクターたちが集まれば、自然と面白い化学変化が起きるしかないようです。台本にある内容にプラスαでアドリブが起こって、特別なエピソードというよりいつものそんな普段の撮影が面白かったように感じます。むしろ、これ以上やるとシットコムになりそうだって控えようと頑張ってもいました。(笑)例えば、コロとヨリムがユニを女だと分かっていながら守ろうとして戦うシーンがあったのですが、現場では本当に可笑しくて、撮影に飽きてしまった人たちも4人集の撮影で大笑いして気持ちを上げるなど、4人が出る時が一番良かったですね。
― イ・ソンジュン(ユチョン)、ムン・ジェシン(ユ・アイン)、ク・ヨンハ(ソン・ジュンギ)の中で、パク・ミニョンさんの理想のタイプは誰でしょうか。
「…イ・ソンジュン…の父親のイ・ジョンム(キム・ガプス)です(笑)。主人公の3人はとても素敵なので、誰か一人選ぶのは難しいです。
ドラマ初期の台本ではヨンハがとても魅力的に描かれていたので彼のような男性がいいなと思ったのですが、中盤になるとジェシンの新たな魅力が出てきて、ジェシン役を演じたいという俳優さんが多かった理由をあらためて感じたりしました。そして、最終的にはユニはソンジュンを愛するので、ソンジュンが何しても可愛く見えたりして…。
私は初めに、3人とも魅力が違いすぎるのでそれぞれが女性ファンを抱えることによってドラマファンが形成されるのだろうと感じたのですが、実際その通りになりましたね。このドラマには、女性が好きな3タイプの男性が登場するじゃないですか。だからこそ人気が出たのだと思います。ですが、最高の魅力をお持ちの方はキム・ガプスさんです(笑)」
― 一番印象に残っているシーンはどこでしょうか。
「一番記憶に残っているシーンは、新入生歓迎会で先輩たちに自分の思いをぶちまけるシーンです。『成均館にある多くの本の中に、食べ物を粗末にしても良いという教えはあるのか?』というせりふだったのですが、とても気持ちがスッキリしました。また、チョン・ヤギョン先生に対して『女だとなぜ駄目なのでしょうか?』と詰め寄るシーンですね。人生で初めて学ぶ楽しさを知って、自分を信じてくれる友達もできたユニが先生に向かって人生を変えるチャンスをください、と訴えるのですが、とても記憶に残っています。あと、お父さんを思って涙するシーンも好きでしたね」
―ソンジュンとのシーンでは。
「ソンジュンが『キム・ユンシク、お前が好きだ』と言うシーンが好きでした。お互いの気持ちを隠していたけれど、その思いを告げるシーンたちはわたしも心が痛かったのを覚えています。でも、とても良く表現されていたので満足しています」
DVD『トキメキ☆成均館スキャンダル<完全版>』(発売・販売元:カルチュア・パブリッシャーズ)は2011年4月20日より、TSUTAYAでのみレンタル開始。4月22日、DVD-BOX1&2(発売元:カルチュア・パブリッシャーズ 販売元:東宝)が発売になる。
ソウル=野崎友子通信員
朝鮮日報日本語版
Copyright (c) Chosunonline.com