2枚目のソロアルバム『硝子仮面』をリリースして好評のキム・ユナが、5月29日、オリンピック公園オリンピックホールで単独公演を行う。一人で4000席ある大型舞台に立つのは今回が初めて。
キム・ユナは“エンターテイナー”と“アーティスト”としてのミュージシャンの役割を理解する数少ない存在だ。
キム・ユナのライブを聴けば自分の歌がマイクを経てスピーカーから流れ、虚空を通して客席のあちこちに伝わ..
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2枚目のソロアルバム『硝子仮面』をリリースして好評のキム・ユナが、5月29日、オリンピック公園オリンピックホールで単独公演を行う。一人で4000席ある大型舞台に立つのは今回が初めて。
キム・ユナは“エンターテイナー”と“アーティスト”としてのミュージシャンの役割を理解する数少ない存在だ。
キム・ユナのライブを聴けば自分の歌がマイクを経てスピーカーから流れ、虚空を通して客席のあちこちに伝わる過程を十分過ぎるほどよく理解していることを実感させられる。
作詞や作曲を自ら手がけるインディーズの勢いと大衆音楽という市場性の境界を絶妙に行き来している感じだ。さらには長年「紫雨林」というバンドで培ってきたステージマナーや話術、文才まで兼ね備えている。
今回のステージで披露する曲は『硝子仮面』に収録された曲を中心に、エディット・ピアフを連想させる危険で繊細な音色の『不安と魂』、アストル・ピアソラのようなタンゴ『私は危険な愛を想像する』、アントニオ・カルロス・ジョビンの曲に影響されたことがよく分かる『メランコリー』まで、一曲たりとも外すことのできない名曲の数々だ。
そしてファンたちは実際のライブでどれだけアルバムの良さが再現できるかに関心を寄せている。問い合わせ1544-1555。
韓賢祐(ハン・ヒョヌ)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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