国立民族博物館の生き証人 民俗学者の李鐘哲氏

2003/09/16 13:37

 彼は国立民俗博物館の生き証人だ。  1968年、国立民俗博物館の前身、韓国民俗博物館初の学芸研究士(学術的業務を担当する専門職員)になり、その後35年間の公職生活のうち満20年3カ月を国立民俗博物館だけで過ごした。  1986~1994年に続いて1998年から最近まで、国立民俗博館の館長を務めた。  “階級”が強調される公務員社会で、自分が以前に務めた職務を昇進もせずにまた務めることになれ..

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