エイフマン氏「私のバレエのテーマは愛、素材は人間」

2002/11/28 18:39

 舞踊は最も正直な芸術だ。人間の“体”ひとつで全てを表現する。ロシアの優れた現代バレエの振付師、ボリス・エイフマン(56)は、ダンサーの“体”ひとつで複雑なドラマを創り上げる。  小説のような緊張、心理描写、論理的な展開を持ち、「文学的なバレエ」「演劇のようなバレエ」として定評がある。『カラマーゾフの兄弟』『ドンキホーテ』など、文豪の作品がエイフマンの振り付けで生まれ変わった。  そのためエイ..

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