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訃報:『懐かしき金剛山』の作曲家チェ・ヨンソプさん96歳…「野菊」チェ・ソンウォンの父
【NEWSIS】国民的愛唱歌『懐かしき金剛山』の作曲家で指揮者のチェ・ヨンソプさんが29日午前、老衰のため亡くなった。享年96歳。 チェさんは1929年、京畿道江華郡で生まれた。景福中・高校在学中に梨花女子大学のイム・ドンヒョク教授から作曲理論を、ソウル大学音楽学部作曲科でキム・ソンテ教授から作曲理論を学んだ。また、オーストリアのウィーン国立音楽大学指揮科の首席教授カール・エスターライヒャー教授から指揮法の指導を受けた。
チェさんは、韓半島(朝鮮半島)最高の名山を表現した『懐かしき金剛山』を、仁川女子高校で音楽教師を務めていた1961年に作曲した。韓国を代表する歌曲だ。プラシド・ドミンゴ、ルチアーノ・パヴァロッティ、アンジェラ・ゲオルギューなど、世界的な声楽家たちがこの曲を歌った。 チェさんはそのほか、『静かなる朝の国』『おお! 愛するわが祖国』などを作曲した。仁川愛協交響楽団を創設し、常任指揮者として活躍した。漢陽大学音楽学科教授、中央大学音楽教育学科兼任教授を歴任した。また、韓国芸術歌曲振興委員会共同代表、韓国芸術歌曲連合会会長、韓国作曲家協会会長などを務めた。 特に1970-80年代、テレビやラジオなどでクラシック音楽を案内する解説者としてよく知られた。また、ソウル市文化賞(2001)、セイル文化財団歌曲賞(2010)などを受賞し、大韓民国文化勲章(銀冠、2009)を手にした。 チェさんは大衆音楽の作曲家であり、フォークロックグループ「野菊」のベーシスト、チェ・ソンウォンの父親でもある。チェさんは高麗大物理学科出身の息子が音楽の道に進むのを最初は止めたが、最終的には心強い応援団になったという。 チェ・ソンウォンは以前のインタビューで、父親から一度もほめられたことがないと語っていたが、父親はあるインタビューで、息子が作曲した『済州島の青い夜』を誇りに思うと話していた。 殯(ひん)所(出棺まで棺を安置しておく場所)はソウル市西大門区のセブランス病院に設けられ、出棺は7月1日。