【Pickcon】ソウル市広津区の映画館「ロッテシネマ建大入口」で20日、映画『密輸』の制作報告会が行われ、女優キム・ヘスが出席し、パニック状態になったことを打ち明けた。 キム・ヘスは同作で、お金になり、自分を守れるものならば何でもしてきたチョ・チュンジャ役を演じた。水中での撮影でパニック状態になったことがあるキム・ヘスは今回、撮影前に難しさを告白した。キム・ヘスは「『10人の泥棒たち』の撮影のとき、手錠をかけられたまま車が水没するシーンがあった。うまくいかなくて戸惑い、苦労して撮影した。そのときパニック状態だったことを、後になって知った。最初にオファーを受けたとき、水中で撮影しなければならないのに、そういう経験があったので怖かった」と、当時を振り返った。

 さらに「最初のミーティングのとき、監督さんが水中映像を見せてくださったんだけど、パニックになった。できないと思った。実際に海女役のキャストたちと水中訓練をしたものの、わたしはほとんど参加できなかった。実際に参加する前、キャストたちだけテストすることができる時間をもうけた。そのとき、セットから水中を見下ろしたら、パニックになった。大変なことになったと思った。ここでやめなければならないのかなと思った。一人ずつキャストたちが入っていくんだけど、とても上手だった。その様子を見ながら、興奮して歓声を上げ、パニック状態を抜け出した」と説明した。 キム・ヘスは当時を振り返り、「不思議な経験」と語った。さらにキム・ヘスは「毎回撮影のたびに水中をのぞいてみると、自分で自分の状態が分かる。監督さんがわたしを見ていらっしゃったら、『もう少ししたらやります』と言うと、配慮してくださった。いつからか完璧にパニック状態を抜け出し、水中撮影をやり遂げることができた」とした上で「うちのチームがわたしの力」と、人並みならぬ愛情を示した。 なお、映画『密輸』は7月26日公開予定。

◆【写真】キム・ヘス&ヨム・ジョンアら、『密輸』の豪華キャストたち

ホーム TOP