世界の主要国家・地域が新型コロナウイルスのワクチン接種を完了した海外からの入国者に対する隔離免除策を発表するようになり、国境を越える旅行の回復に対する期待感が高まっている。特に、海外旅行の懸案と思われていた韓国入国時の自宅隔離義務が大幅に緩和され、海外旅行の需要が拡大するものとみられる。

 韓国人にとって人気の海外旅行先に挙げられるインドネシア・バリの場合、3月7日から自宅隔離免除措置を取っており、それ以降の3月7日から13日にかけて、韓国人によるバリAirbnb宿泊先検索がその前週に比べ50%増加したことが分かった。国境を越えた自由な海外旅行に対する熱望がわき上がっているというわけだ。

 海外旅行が再開された場合、韓国人旅行者たちはどこに出掛けるのだろうか。韓国人のAirbnbウィッシュリストのうち上位に入っている海外旅行先を調査した結果、インドネシア・バリや日本・沖縄などの宿泊先が多く目についた。また、タイ・プーケットやイタリア・オストゥーニ、ギリシャ・サントリーニなども含まれていた。

 以下は、韓国人のAirbnbウィッシュリストの上位にランクインしている宿泊先だ。

◆インドネシア・バリの環境にやさしい竹の家

 ここは都会を離れ、バリの森の中に埋もれており、ヒーリングと冒険を楽しめる場所。自然を愛でながら生きる経験を望む人たちにピッタリだ。

◆タイ・プーケットのプールヴィラ

 寝室で休み、すぐに専用プールに飛び込むことができるプールヴィラ。然の中に滞在する感じで、プライバシーを十分に守り、心地よく休息を楽しめる。

◆日本・沖縄の木造住宅

 海まで2分のところにある沖縄の木造住宅。一方が全面ガラス張りで、室内にいても自然を十分に感じることができ、屋上に上がって月を眺めながらロマンチックな時間を過ごすこともできる。

◆イタリア・オストゥーニのトルッロ

 円錐形に岩を積んだ屋根が特徴の、15世紀のイタリアでよく建設された伝統スタイル・トルッロ様式の家。イタリアののんびりした田舎町のトルッロで、古いヴィンテージ家具を現代的に再解釈したインテリアを楽しみ、穏やかな休息を過ごすことができる。

◆ギリシャ・サントリーニの洞窟住宅

 もともとワイン貯蔵庫として使用されていたこの洞窟住宅は、今では世界中の旅行者たちが独特な雰囲気を共有できる宿泊施設になった。カルデラの絶壁やティラ遺跡など、サントリーニの美しい景色を背景に日光浴を楽しめる空間だ。

ソ・ミヨン記者

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