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「国民的マラソンランナー」李鳳柱、手術を受けてまっすぐになった腰
【NEWSIS】難病を患っている韓国の「国民的マラソンランナー」李鳳柱(イ・ボンジュ)=50=が、手術を終え、故郷の忠清南道天安の市民に前向きなニュースと感謝のあいさつを伝えた。
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朴商敦(パク・サンドン)天安市長は19日、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通して「李鳳柱選手が6番、7番脊椎の間にあった嚢腫の除去手術を受け、抜糸もしたとして、市民の皆さんの声援に感謝するという連絡を伝えてきた」と明かした。
さらに朴市長は「李鳳柱選手は当分、リハビリ治療に専念するらしい」とし、李鳳柱選手の一日も早い快癒を祈った。
この日朴市長が公開した写真では、2カ月前とは全く異なる、腰をまっすぐ伸ばした李鳳柱の姿を確認できる。
李鳳柱は1年6カ月にわたり筋肉の異常緊張のせいで闘病を続けている。原因不明の腰のけいれんと痛みに苦しんできた。
李鳳柱は6時間30分にわたり脊髄クモ膜嚢胞の除去手術を受けたことが分かった。
天安市西北区聖居出身の李鳳柱は、1996年のアトランタオリンピックでマラソン銀メダル、98年のバンコク・アジア大会でマラソン金メダルなどに輝いた「国民的マラソンランナー」だ。
先に天安市体育会は、残念なニュースが伝えられると、今年4月に李鳳柱の故郷・聖居邑の家を訪れ、市民や公務員、体育関係者、企業関係者など各界各層からの募金4000万ウォン(現在のレートで約389万円)を届けた。
イ・ジョンイク記者