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『ヴィンチェンツォ』側、中国産ビビンバ食品のPPL論争で当該場面を削除
【Pickcon】『ヴィンチェンツォ』が、中国産ビビンバ食品のプロダクトプレイスメント(PPL)シーンを削除した。
◆【動画】ソン・ジュンギ主演『ヴィンチェンツォ』、韓中で物議をかもした理由は?
tvN土日ドラマ『ヴィンチェンツォ』側は31日、NETFLIXやTVINGなどの動画配信サービス(OTT)とビデオ・オン・デマンド(VOD)から、物議を醸していた中国産ビビンバ食品のPPLシーンを取り除いた。これは、最近論争になった中国製品PPLに対する批判の声を意識したものと解釈されている。
先に放送された『ヴィンチェンツォ』第8話では、主人公が中国製インスタント食品の石焼きビビンバを食べる様子が電波に乗った。放送後、中国産ビビンバ食品の間接広告を行ったことに対する視聴者の講義が相次いだ。海外の視聴者が番組を見た際、韓国固有の食べ物であるビビンバが中国の食べ物であるかのように映りかねないという懸念があるからだ。
特に、このところ韓国国内のドラマ市場で中国の歴史歪曲(わいきょく)や「東北工程」問題で論争が起きる中、蓋然性のない中国製品PPLまで重なったことから、ネットユーザーの批判が強まっている。
ここで『ヴィンチェンツォ』側は、当該シーンをVODおよび各種OTTサービスから削除した。なお、海外のOTTサービスでは依然として当該場面が残っていることが確認されたが、システム上の問題により多少時間がかかっているだけで、海外版でも当該場面の削除は適用されると伝えられている。
ソン・ジュンギ、チョン・ヨビン主演の『ヴィンチェンツォ』は、組織の裏切りにより韓国へ来ることになったイタリアのマフィアの弁護士が、ベテラン悪徳弁護士と共に悪党のやり方で悪党を一掃する物語を描いたドラマ。毎週土曜・日曜の夜9時から放送されている。
イ・ウジョン記者