K-POP
BTS新譜が米・英チャートで1位へ K―POP史に新たな1ページ
【ソウル聯合ニュース】韓国の人気グループ、BTS(防弾少年団)が21日に世界同時発売した4枚目のフルアルバム「MAP OF THE SOUL:7」が、世界の2大音楽チャートである米ビルボードと英オフィシャル・チャートで同時に1位を記録すると予想され、K―POPの歴史を再び塗り替えることになりそうだ。
ビルボードは24日(以下現地時間)、予告記事とSNS(交流サイト)でBTSの新譜がメインアルバムチャート「ビルボード200」の最新ランキングで首位を獲得する見通しだと明らかにした。
同チャートでは、昨年4月に「MAP OF THE SOUL:PERSONA」、2018年9月に「LOVE YOURSELF 結 'Answer'」、同年6月に「LOVE YOURSELF 轉 'Tear'」が1位に輝いている。
英オフィシャル・チャートも同日、BTSが今回のアルバムで2回目の1位となることが予想されると発表。CDとダウンロードを合わせた販売枚数がライバル3組の合計を上回ったとして、圧倒的1位を予告した。
BTSは、「MAP OF THE SOUL:PERSONA」で韓国歌手として初めて英オフィシャル・チャートで首位に立った。
アルバムチャートで1位を確実にしたBTSが、シングルチャートでどのような成績を残すかも注目される。「MAP OF THE SOUL:PERSONA」のタイトル曲「Boy With Luv」はビルボードのメインシングルチャート「ホット100」で8位にランクインし、オフィシャル・チャートでは13位を記録した。
通常、アルバムチャートはファン層からの支持と密接に関係しているが、シングルチャートの影響力は大衆性の高い「ヒットソング」と関連があると考えられる。
今回のアルバムが世界の批評家たちから比較的高い評価を得ている点も目を引く。
米誌ローリング・ストーンは24日、新譜のレビュー記事で「BTSが自身のポップミュージックの熟練度を野心的にアピールした」と評価。5点満点で4点をつけた。
ポップス界最高の栄誉とされる米グラミー賞にはまだノミネートされていないBTSが、今回のアルバムを足掛かりにグラミーへと羽ばたくかも注目される。