【STARNEWS】ポン・ジュノ監督の『パラサイト』が、北米で上映館を増やし続けている。米国各メディアの好評も絶えず、来年の米国アカデミー授賞式に向けて期待が高まっている。

 1日に米国メディアが伝えたところによると、この日、北米での『パラサイト』上映館は129から463に拡大した。『パラサイト』は先月11日にロサンゼルスのランドマーク「アークライト・ハリウッド」、ニューヨークのIFCセンターなど3つの劇場で公開が始まって以降、米国メディアや有名人の間で好評になり、上映館を増やし続けてきた。

 10月30日までに米国で稼ぎ出した収入は472万9934ドルで、ボックスオフィス11位だ。『パラサイト』が北米で上映館を拡大していった場合、現地ボックスオフィスのトップ10に入るものと見込まれている。

 韓国映画としては初めてカンヌ国際映画祭のパルム・ドールを受賞した『パラサイト』は、米国アカデミー授賞式で国際長編映画賞(旧外国語映画賞)に韓国代表として出品された。現地の反応は熱く、韓国映画としては初めて本賞候補に挙がるものと見込まれている。米国各メディアは、『パラサイト』が国際長編映画賞だけでなく作品賞、監督賞、脚本賞など主要部門にノミネートされる可能性もあると予測している。

 果たして『パラサイト』が、韓国映画としては初めて米国アカデミー授賞式の本賞候補に挙がるだけでなく、受賞のニュースまで伝えられるかどうか、帰趨が注目される。

チョン・ヒョンファ記者

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