ソウル市広津区の映画館「ロッテシネマ建大入口」で26日、映画『使者』の制作報告会が行われた。

 『使者』は、格闘技チャンピオンのヨンフ(パク・ソジュン)が、エクソシストのアン神父(アン・ソンギ)と出会い、世の中を混乱に陥れる強大な悪に立ち向かう物語を描く作品。

 パク・ソジュンが演じるヨンフは、幼いころ父親を亡くし、世の中に対し不信感を持っている人物で、ある日悪夢を見た後、得体の知れない傷が生じる。これをきっかけにアン神父のもとを訪ねることになり、2人は世間のあちこちに潜む悪に立ち向かっていく。

 これまでユニークなキャラクターやラブコメディーで人気を集めてきたパク・ソジュン。今回、『使者』で強烈なイメージチェンジを図る。これについてパク・ソジュンは「本当にたくさん悩んだ。これまで明るく愉快な姿を見せるのには自信があったが、今回のような役をいつもやってみたいと思っていた」とした上で「そんな悩みの痕跡が見られる作品ではないかと思う。観客の皆さんが異質的な感じではなく、新鮮だと受け止めてくださったらうれしい」と語った。

 なお、『使者』は7月31日公開予定。

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