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きらめく光の芸術に染まる済州
今冬、済州が光の芸術で満開となる。
夜にも光が消えない。済州市朝天邑一帯で開催されている「済州ライト・アート・フェスタ」は、茶畑を野外展示空間とし、光を媒介とした美術作品を展示。英国の芸術家ブルース・マンローの作品が代表的だ。アルパムオルムとトゥイッパムオルムの間の敷地(広さ6300坪)に光ファイバーや照明2万個余りを設置し、済州の火山の地形や風を形状化した「オルム」や49個のペットボトルに光ファイバーを入れて済州の海女の強さを表現した「ウオータータワー」などは、光と闇の相生を示す。
足を踏み入れると、強度によって異なる色や形態に反応する飛び石風の電子感応作品である米国の芸術家ジェン・リューインの「The Pool」など、国内外の芸術家6人が紹介する作品14点が闇の中で真価を発揮する。
年の暮れ、新たな光が必要だ。奇堂美術館は年末を迎え、済州を代表する芸術家4人の招待展「光と闇-顕現と影」を12月12日まで開催。済州の海岸や水月峰、松岳山などに小さな明かりをともして撮影したコ・スンウクの写真、光ファイバーを束にして滝のように流れ落ちる光を表現したカン・テファンの作品などが人々を迎える。
今年もう一つの観覧ポイントは、11月30日から12月2日までメゾングランド済州で開催される「アート済州2018」だ。韓国をはじめフランスやドイツなどおよそ30カ国・地域のギャラリーが出品したマックス・アッカーマン、ジュリアン・オピーら世界的な現代美術作品1000点余りを目にすることができる。
ピョン・シジ、カン・ヨベ、チョン・ギョンジャらの作品を紹介するコレクター特別展、有望な済州の若い芸術家を前面に出した済州作家特別展も企画されている。