俳優キム・ジョンヒョンが3日、『時間』の撮影を最後に活動を一時中止した。

 テレビ業界の関係者が3日に明らかにしたところによると、キム・ジョンヒョンはMBCの水木ミニシリーズ『時間』の最後の撮影を終えた。当初、キム・ジョンヒョンの最後の撮影は今月1日に予定されていたが、豪雨などのため3日に延期された。これでキム・ジョンヒョンは『時間』を降り、治療に専念する。

 キム・ジョンヒョンは『時間』の主人公に起用され、時限付きの人生を過ごす財閥2世チョン・スホを演じたが、健康上の問題で番組を降板することが先月26日までに分かった。当時、キム・ジョンヒョンの事務所側は「近々心的、体力的な休息が必要だという担当医の診断に基づき、制作陣と数回にわたって話し合った末、最終的に降板を決定するに至った」と説明していた。

 キム・ジョンヒョンは、7月30日に開かれた制作発表会のころから健康問題が深刻だったといわれる。比較的落ち着いていたステージ上の姿とは異なり、イベント終了後はトイレに駆け込んで嘔吐する等、極度の不安の症状を示したという。以前から不眠症と拒食で悩み、現場では同僚俳優と対話はおろかあいさつもできないほど苦しんでいたという。制作発表会から1週間にわたって全体の撮影を中断した背景もここにある、と関係者らは口をそろえた。

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