MBCの月火ドラマ『偉大な誘惑者』（キム・ボヨン脚本、カン・イン演出）が視聴率2％台で終了した。

　1日に放送された『偉大な誘惑者』の全国視聴率は第31話が2.4％、第32話が2.2％を記録した（2日、ニールセン・コリア調べ。以下同じ）。これは、前日放送された第29話1.5％、第30話1.7％に比べ小幅アップではあるものの、同時間帯3位の数字だ。

　3月12日に3.6％でスタートした『偉大な誘惑者』は、俳優ウ・ドファンやRed Velvetジョイら10－20代に人気のスターが多数出演しているということで期待を集めたが、「1話1別れ」など繰り返しばかりのストーリー展開で物足りなさを感じさせた。視聴率は2％台がしばらく続いた後、折り返し地点を過ぎて1％台まで落ち込み、第29話では1.5％を記録。『20世紀少年少女」（1.8％）が持っていたMBCの過去最低視聴率まで更新してしまった。これは、2000年の視聴率集計開始以来、最も低い視聴率を記録したKBS第2『マンホール～不思議な国のピル～』（1.4％）とわずか0.1ポイント差だった。

　一方、同時間帯に放送された『私たちが出会った奇跡』（KBS第2）第10話は自己最高視聴率に並ぶ11.9％だった。SBSの『EXIT』（全4話）は第3話、第4話とも4.6％だった。

◆韓国ドラマポスターギャラリー