俳優イ・ビョンホンから50億ウォン(約5億円)を脅し取ろうとした罪で実刑判決を言い渡されたモデルのイ・ジヨンと、ガールズグループGLAM出身のダヒ(本名キム・ダヒ)が、安大煕(アン・デヒ)元大法官(最高裁判事に相当)が設立した法律事務所の弁護士を選任し、控訴する。

 あるメディアは26日、法曹界関係者の話を引用し、イ・ジヨンとダヒがそれぞれ従来の法的代理人のほか、23日に法務法人「平安」を担当弁護人に選任したと報じた。

 報道によると、イ・ジヨンとダヒは「平安」のキム・ソルイン、キム・チョル両弁護士を選任。「平安」は安元大法官が昨年11月3日に設立した法律事務所で、安元大法官が代表弁護士を務め、部長判事出身のチョン・ハンイク弁護士ら多くの弁護士が在籍している。

 特に、キム・チョル弁護士は昨年、不動産投資の名目で巨額を手にした疑い(詐欺)で懲役刑を言い渡された歌手ソン・デグァン夫妻の控訴審を担当した。

 今月15日、ソウル中央地裁で行われた一審判決で、二人は容疑を全て認めたが、初犯で若く、経済的に困っていたことを考慮し、イ・ジヨンに懲役1年2月、ダヒに懲役1年が言い渡された。

 しかし、二人は6日後の21日に控訴状を提出しており、長期的な法廷争いが予想される。

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