女優イ・ミスクが、17歳年下の男性とのスキャンダルをめぐる裁判で敗訴した後、相手の訴訟費用を払えず、財産を差し押さえられていたことが分かった。

 水原地方裁判所城南支部は先月半ば、京畿道広州市内にあるイ・ミスク宅のテレビや冷蔵庫、家具などを差し押さえた。裁判所は鑑定価格を307万ウォン(約30万円)と策定、8日に一括して売却すると公示。

 イ・ミスクはこれに先立ち、前所属事務所の代表が「イ・ミスクは17歳年下の男性と不倫関係にあった」とする虚偽の内容を含む報道資料を作成・配布して自身の名誉を傷つけたとし、2012年6月、名誉毀損(きそん)容疑で検察に訴えた。

 裁判所は一審で「虚偽の内容だという点を裏付ける証拠がない」とし、原告側の請求を退けた。イ・ミスクはこれを不服とし、昨年2月、裁判所に控訴状を提出したが、同月末に控訴をあきらめた。

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