俳優シン・ソンイル(76)が7月公開予定の映画『夜関門』で約20年ぶりに映画出演し、49歳年下の女優ペ・スルギ(27)と世代を超えたロマンスを展開する。

 同作は、校長職を退いたあと、末期がんを患い、人生の最後を迎える準備をしていた男が、看病しにやってきた女性に対し、抑えられない感情に駆られるという内容。シン・ソンイルにとっては、542作目の出演作となる。

 20年ぶりに映画界に復帰するシン・ソンイルは「この年で、興味深いキャラクターと出会うのは簡単なことではない。そういう点で、『夜関門』の校長先生役は欲が出るキャラクターだった」と話した。

 また、シン・ソンイルの感情をかき乱す女性ヨンファ役を演じるペ・スルギは「知らないで聞くと、親切なセリフだけれど、意味を知ると、いろいろな解釈ができるゾッとするセリフに魅了され、映画への出演を決めた」と話した。

 同作は、今月中旬にクランクインする。

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