「合意のもとに関係を持ったと言っても理解されないようなので、今まで話せなかった部分がある、裁判を通じて自分が納得がいかない部分を察してほしい」

 未成年者に対する性的暴行およびわいせつ行為の容疑で逮捕されたRoo'Ra(ルーラ)の元メンバー、コ・ヨンウク(37)。14日、ソウル地方裁判所でコ被告の初公判が行われた。コ被告は「芸能人だった人間が未成年者と不適切な関係を持ったことには反省する。昨年5月にソウル・竜山警察署で始まったことは、メディアを通じて警察の話ばかり一方的に流されただけで、自分の立場を話す機会はなかった。機会があれば、いままでの仕事を続けることはできなくても、社会に寄与できる人間になりたい」と語った。

 コ被告は昨年5月に未成年者3人を相手に姦淫(かんいん)およびわいせつ容疑で警察で取り調べを受け、同年12月にはソウル市内で13歳の女子中学生Aさんを車に連れ込み、太ももを触るなどわいせつ行為を行った疑いで拘束、起訴された。

 コ被告の弁護士は、今回の事件を有罪とすることに疑問を提起した。被害者が未成年者ではあったものの、性関係は合意のもとに行われ、Aさんの場合はわいせつ行為はなかったと主張した。

 弁護士は「Aさんがテコンドーを習ったという話を聞いた被告が、(起訴内容の通り)脚を指で押したが、胸と腹部を触って、上衣を上げてへその周辺を触るようなことはしなかった。襟首をつかんで強制的にキスするようなことはなかった」と主張した。また「キスしようとした時、被害者が首を回して拒否の意思を示し、行為を中断した。恋愛感情で行った行為であるため、強制わいせつには当たらない」と主張した。

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