野崎友子通信員
インタビュー:E7「最後の最後まで皆さんのために歌う。歌で心を表現します」
今年8月にシングル「Rising Sun」でデビューした6人組アイドルグループE7(イーセブン)が、日本進出へ向けて準備中だ。まだ、日本で公式にお披露目されていないE7だが、歌、ダンスなどパフォーマンス力はもちろん、それぞれのキャラが立っているメンバー6人で構成されているだけに、日本での活動が楽しみなグループだ。そんなE7にインタビューした。
―まず、自己紹介をお願いします。
ウス「E7のリーダー、ウスです。ボーカルを担当しています」
イズ「メインボーカルのイズです」
ゴアプ「ラップとボーカルを担当しているゴアプです」
イリ「ボーカルを担当しているイリです。韓国でも日本語を習っていて、日本にすごく関心がたくさんあるので、日本語が一番うまいです!」
ラッキー「ラップとビジュアル担当のラッキーです」
ボグン「末っ子のボグンです。ラップ担当です」
―E7はどんなグループですか。グループ名の由来は?
ウス「6人のダンスボーカルグループです。いろいろなスタイルの音楽をやっていきたいと思っています」
イズ「一人一人それぞれの個性があるので、そこも見てほしいです」
ウス「グループ名のEは会社名(EXCELLENT)の頭文字、それに7を付けました」
イリ「6人なのに7なのは、『7人目は“あなた”です』という意味を込めています」
―グループはどのように結成されたのですか。皆さん、もともと歌手志望でしたか。
全員「はい! 歌手志望でした」
ウス「もともと歌手になりたくて、オーディションを受けていたところを、社長にスカウトされました。ほかのメンバーも、同じ事務所の研修生ではなかったんですがオーディションなどで社長の目に留まり、ベストメンバーができました(笑)」
ボグン「中学生のとき、テレビに出ている歌手を見て、カッコイイと思い、あこがれるようになりました」
ラッキー「子どものころ家に余裕がなくて、歌手を目指して1人ソウルに出てきて苦労しながら頑張って歌手を目指して練習をしていました」
イリ「中学のころ、テレビでRAIN(ピ)さんを見て『自分もああなりたい』と思いました」
ゴアプ「中学のとき、学校とかでみんなの前で歌っていて楽しくて。そのころから、ステージに立つのが好きで、歌手になりたいと思いました」
イズ「カナダから韓国に遊びに来たときに、テレビでBoAの歌を聞いて、『韓国人の実力はこんなにあるんだ』と思い、歌手を目指しアメリカとカナダでレッスンを積んで、韓国に渡ってオーディションを受け、夢をかなえました。歌手になるために、カナダの生活、友達や大学など全部捨てて来ました! カナダでは大学で生物学を専攻していましたが、休学しました」
ウス「僕は、小学生のときにPSYのパフォーマンスを見て感動して、それから人前でパフォーマンスしたらみんなの反応がすごくよかったんです。そのころから『歌手になろう』と思ってました。中学のときオーディションにも合格したんですが断念したこともありましたが、18歳で軍隊に行ったあと、やっぱりもう一度頑張ろうと思いました」
―皆さんは、共同生活ですか。役割分担は決まっていますか?
イズ「はい。同じ部屋に二段ベッドが3つ置いてあります。韓国では自分の場所が決まってますけど、日本では毎日違うところに寝てます(笑)」
ゴアプ「1週間ごとに担当を交代してます。料理・洗濯・掃除・ごみ捨て…」
ウス「全員料理をしますが、イリとゴアプがうまいです」
イリ「今日の朝、カルボナーラを作りました。社長がいっぱい食べました(笑)」
通訳:社長のモットーが食べ物は充分に与える。なので食べさせています。スケジュールの関係で、おにぎりの時もありますが、その後は食べさせています。
ラッキー「社長のモットーが『食事は十分にさせる』ということで、いつも食事はしっかり食べてます。6人でサンギョプサル40人前食べたこともあります(笑)」
ボグン「ごはんだけでも、4杯は普通です(笑)」
―それぞれ、自分のチャームポイントを教えてください。
ウス「目です」
イズ「笑顔」
ゴアプ「ほおです」
イリ「セクシーな唇」
ラッキー「鼻と目です」
ボグン「笑ったときの口元です」
―趣味、オフのときによくすることは。
ボグン「読書です。(ジャンルは)いろいろ…『ONE PIECE』とか(笑。)普通の本も読みますよ。特技はダンスです」
ラッキー「サッカーとショッピング。あと、ゲーム、運動…。一人での散歩も好きです」
イリ「映画鑑賞、コーヒーを飲むこと。特技は料理とバイクの運転。あ、バイクの運転はデビュー前までで、今はしてません」
ゴアプ「サッカーほか球技運動が好きです。それから音楽鑑賞。特技はパソコンで作曲することです」
イズ「サッカー、バトミントン、運動、ゲーム。特技は…DJ、ギター。サクソフォンもやります」
ウス「一人での散歩とショッピングが一番好きです。ほかには映画鑑賞、卓球、バトミントン、ムエタイ(笑)などです」
―目標とするアーティストはいますか。
ウス「PSY、ボーイズⅡメンのメインボーカル、ウォンヤ・モリスを尊敬しています」
イズ「ウィル・アイ・アム」
ゴアプ「ウィル・アイ・アム、リル・ウェイン。それからSHINHWA。僕たちも同じメンバーで何十年も一緒にやりたいです」
イリ「東方神起、RAIN(ピ)。日本だと中島美嘉、洋楽ではニーヨ、ジャスティン・ビーバーが好きです」
ラッキー「ドクター・ドレー。声に魅力があります。尊敬しています」
ボグン「東方神起です。彼らのように、自分を見て誰かが夢を持ってもらえるような人になりたいんです」
―ミュージックビデオを日本で撮影されていますが、エピソードはありますか。
ウス「今年の5月に撮影しました」
ゴアプ「イズさんにすごいエピソードがあります」
イズ「追いかけっこをしていたら、大きな鐘に頭をぶつけて出血しちゃったんです。昼寝をしていた社長が『何事?』って起きるくらいの大きな音がしたんですよ。それから、頭が良くなったみたいです。いろいろ前向きに考えられるようになりました(笑)」
―今後の活動予定、やりたいことは。
ウス「来年1月、セカンドミニアルバムでカムバックします。そのアルバムには2人、3人のコラボ曲を入れる予定です。個人個人の長所がより見えるアルバムになると思います。そしてやりたいことは、2つあります。ひとつは最後の最後の最後まで、皆さんのために歌う、ということです。もうひとつは言葉だけではなく、歌で皆さんに対する心を表現します。これから日本と韓国で頑張ります!」