19日午後、狎鴎亭CGVで映画『容疑者X』(10月18日公開予定)の制作報告会が行われ、主演を務めた俳優リュ・スンボムが感想を語った。

 リュ・スンボムは「この映画が私にとって初めて経験することが多かった。恋愛ものも初めてだったし、水中撮影でフリーダイビングを習うのも初めてだった」と、作品を通じた初体験を紹介した。

 演技については「今回の配役は今までの人生で感じてきた感情と、感じたことがなかった感情が多くて魅力的だったし、欲が湧いてきた。映画を撮るときは自分の考えを捨てた。スタッフたちが生み出そうとした世界にただ身を任せて、そこに反応して違った姿を探し出そうとした」と説明した。出演を決めた経緯については「シナリオを初めて読んだ瞬間から作品にすっかり魅了された。何の考えもなし絶対やってみたいと思い、(出演を)決めた」と話した。

 『容疑者X』は東野圭吾の小説『容疑者Xの献身』を原作にした作品。リュ・スンボムをはじめ、イ・ヨウォン、チョ・ジンウンらが出演している。

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