窃盗容疑が持たれている元ミスコリアの女優チェ・ユニョン(36)については非拘束のまま捜査が進められているが、被害者が合意書を提出していないため、厳しい法の裁きを受けるのは避けられない見通しだ。

 ソウル・江南警察署関係者は3日午前、スターニュースの取材に「被害者は現時点で合意書を提出していない。当事者同士で合意を見れば合意書が提出される、あるいは連絡があるだろうが、そうしたこともまだない」と語った。

 窃盗罪(刑法第329条)は6年以下の懲役または1000万ウォン(約70万円)以下の罰金に処せられる。しかし、被害者との合意があれば、チェ・ユニョンが初犯で被害額が少ないことから、検察段階で起訴猶予処分または裁判所から少額の罰金刑を言い渡される可能性もある。

 しかし、事件発生から10日過ぎても被害者が合意書を提出していないため、こうした可能性はほとんどなくなった。

 警察関係者は「近く事件を検察送致する予定」としている。

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