ガールズグループAFTERSCHOOLが17日、赤坂BLITZにて初の単独イベント「AFTERSCHOOL JAPAN PREMIUM PARTY ?Bang! Bang! Bang!-」を開催した。

　オールスタンディングでぎっしり埋まった会場でファンとの対面を果たしたメンバーらは、「わたしたちが初めて韓国でデビューした時のことを思い出す。たくさんのファンの方を見て、ドキドキしているし何よりうれしい。いい思い出になるよう頑張ります」（ジュヨン）などこの日の喜びを口にした。

　今月21日にリリースされるシングル「Lady」を日韓通じて初披露したほか、最大のヒット曲「Because of You」やデビュー曲「AH」など6曲を披露。さらにアンコールでは、彼女たちの特徴的なスネアドラムを使ったマーチングパフォーマンス「Let’s Do It !」と日本デビュー曲「Bang !」を初披露し、観客を熱狂させた。

　トークでは、日本デビュー曲となる「Bang !」を日本語バージョンについて「日本語の勉強を頑張っていると思っていたが、まだまだだと感じた。でも、今では日本語バージョンも韓国語バージョンと同じぐらい楽しい」（レイナ）などと語った。

　AFTERSCHOOLは今年4月に安室奈美恵ベストコラボアルバム「Checkmate!」の中の「make it happen!」で安室とコラボしているが、「すごく光栄だった。幼いころからあこがれていた安室さんに会えたのでうれしかった」（ナナ）とし、話題となったPVでの撮影秘話なども明かした。

　また、ファンから寄せられた質問にも答えた。プロポーション維持の秘訣（ひけつ）は、との問いに「みんな運動量が多い。食生活、好き嫌いをせずに何でもたくさん食べること」（ナナ）、「メンバーはみんな前向き。楽しく過ごすこと」（ユイ）と答えた。

　日本のファンの印象は、との質問には「繊細でかわいい」（レイナ）、「愛嬌があって、親近感がある」（リジ）などと所感を述べ、カヒは「『Billboard Japan Music Awards』で賞（ K-pop New Artist of the Year 2009）をいただき、その時が初公演だったが、その時にすでに韓国語のボードや韓国語で歌ってくれたりしてうれしかった」と思いだすように語った。また、ユイは「安室さんのMVを撮りに来日した際に、ショッピングに出かけたが、自分を見つけたファンの方が話しかけてくれたのだが、自分のことを知っていることに驚いて『え？　ほんとにわたしですか？』と聞いてしまった。丁寧にあいさつしてくれて感動した」との秘話も明かした。

　AFTERSCHOOLは8月17日、マーチングパフォーマンスが印象的なAFTERSCHOOLの代表曲「Bang !」を日本語バージョンにし、新しいアレンジで収録した日本1stシングル「Bang !」をリリース。日本活動を本格スタートする。

東京＝野崎友子通信員