1月9日に日本で3枚目のシングル「RE-MAINTENANCE」をリリースしたCNBLUE。9日のZepp Osaka、11日にZepp Fukuoka、13日にZepp Osaka、16日にZepp Tokyoで4カ所のZeppツアーを締めくくった。

 全公演のチケットは即完売。3rdシングル「RE-MAINTENANCE」もオリコンデイリーランキングで2位、ウイークリーランキングで14位にランクイン。インディーズで、露出はライブのみという中で、その人気は群を抜いている。

 ライブでは、ヨンファ、ジョンヒョンが作曲を手掛けた「RE-MAINTENANCE」収録の全3曲ほか日本でリリースしたアルバムからの曲はもちろん、韓国でのデビュー作「ひとりぼっち」やセカンドミニアルバムのリード曲「LOVE」など、アンコールを含め全25曲を披露した。



 途中のMCは、上達を見せる日本語で進行。ヨンファが「いろんなライブをやりたい。日本でも、韓国でも、ワールドワイドに」との思いを語ると、ジョンシンは「日本語のレベルアップ」、ジョンヒョンは「みんなが勇気をもらえて、幸せだったらそれでいい」、ミンヒョクは「ぼくが書いた曲をアルバムに入れたい。ドラムの実力もスキルアップしたい」とそれぞれの抱負を口にした。

 そして、「大きい会場でやりたいというよりも、たくさんのライブをやりたい」「Zeppツアーをもっと回数を多くやりたい」などとバンドらしい抱負を語ると、会場を立すいの余地もないほど埋め尽くしたファンから、大きな喝さいが起こった。



 この日、取材に応じたCNBLUEは、初のZeppツアーについて、ヨンファは「昨年、クラブでツアーをやっていて、Zeppでやってみたいというあこがれをもっていた」と明かし、「RE-MAINTENANCE」について「僕たちが作曲し、編曲を日本の方に頼みました。いろんな楽器で華やかに奏でるメロディーとなり、とても良い楽曲になってうれしい。歌詞には、初心にかえろう、初心を忘れないでいこうという思いが込められているので歌詞にも注目して聞いてもらえれば」と語った。

 韓国デビュー1周年を迎え、この1年で、メンバーがどのように変わったかを尋ねると、ジョンシンは、ジョンヒョンについて「ギターの実力も歌も、そしてバンドをひっぱっていく力も素晴らしくなった。作曲も素晴らしい曲をたくさん作ってくれている」とした。



 ジョンヒョンはヨンファについて「忙しいスケジュールの中、時間をぬって作曲する努力が素晴らしいと思う。大人っぽさが増した」とし、ヨンファはミンヒョクについて「ドラムの実力が素晴らしくなった。ドラムはバンドを引っ張っていく中心になる存在だが、非常に華やかなステージングを見せて、正確なリズムもとってくれる。もっともっと成長してくれると信じている」と述べた。

 ミンヒョクはジョンシンを「ジョンシンと僕は、リズムラインを奏でる担当だが、共に成長していると感じる。この1年で身長も伸びて(笑)…とにかく成長していると感じる」とそれぞれのメンバーを評した。



 そして、今年1年の個人的な目標を尋ねると、「作詞、作曲に挑戦する」(ジョンシン)、「いつも思っていることだが、たくさんの目標を持つよりも、いつまでも自然体で音楽を楽しんでいきたい」(ジョンヒョン)、「今年は、たくさん曲を作りたい。アルバムにジョンシン、ミンヒョクの曲も入れて、アルバム制作に携わってもらえるようなアルバムを作りたい。そしてファンの方とたくさん楽しさを分かち合いたい」(ヨンファ)、「僕とジョンシンは、作詞、作曲を頑張って、アルバム制作に参加したい。そしてドラムの実力をもっとつけたい」(ミンヒョク)とそれぞれが熱く語った。

東京=野崎友子通信員

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