―来年、シーズン2制作の話があるが。

 「俳優は全員入れ替える。NSSメンバーの新たなアドベンチャー・ストーリーだ。『CSI:科学捜査班』から『CSI:マイアミ』という作品が生まれたように、一種のスピンオフ・シリーズになる」

―イ・ビョンホンさんを再びキャスティングできなかったため、仕方なくそうしたのでは?

 「もちろん、イ・ビョンホンさんがハリウッドで仕事をしなければならないという事情もあるが、シーズン1の出演者がそのまま出たら、新しいものは何もない。だが、イ・ビョンホンさんやキム・テヒさんが登場するシーズンは数年後にまた作る予定だ」

―二人のうちのどちらかは死ぬそうだが。

 「復活させる方法はなくもない。アメリカのドラマはそうしたケースが多い」(笑)

―イ・ビョンホンさんが元恋人に訴えられたが。

 「1カ月前にイ・ビョンホンさんが脅迫されたことを告白してくれたため、わたしは『妥協せずに闘ってほしい』とアドバイスした。韓国を代表するスターが、陰湿な攻撃勢力に妥協してはならないのでは」

―人気グループBIGBANGのT.O.P(本名:チェ・スンヒョン)の出演時間がとても少ないという話もあるが。

 「思ったよりたくさん出ているのだが…。わたしと親しいヤン・ヒョンソク氏(BIG BANG所属事務所YGエンターテインメント代表)の頼みで特別出演することになったもの。秘密を背負った殺し屋役のため、出過ぎても変なのでは?」

―出演者たちの演技には満足しているか。

「イ・ビョンホンさんについては言うまでもない。キム・テヒさんの演技力について騒がれなくなったのがうれしい。日進月歩というわけではなかったが、体当たりで演じ、役に入り込んでいる姿を、視聴者はよく評価してくださっているということ。チン・サウ役のチョン・ジュノさんは好かれにくい立場の役で気苦労が多かった。今、わたしの最大の悩みはチン・サウという役をどう生かすかということ。最終回ではチン・サウに対する非難の声がなくなるだろう」

―契約条件などでKBSと衝突し、一時は放送中止の危機までささやかれたが。

 「金額よりも、テレビ局中心に進められる慣習と闘った。放送・編成権を持つ地上波テレビ局の横暴ぶりはひどかった。テレビ番組制作会社はこのような環境で仕事をしているということに驚いた。映画界ならプロデューサーへのリスペクト(尊敬の念)がしっかりあるのだが。まったく。地上波テレビ局の寡占構造は壊すべきだ」

 米国留学時代に公演を企画し、エンターテインメント業界に入ったチョン代表は、1996年にマイケル・ジャクソン来韓公演を成功させ、注目を浴びた。映画界では『大変な結婚』『大変な結婚2』などのシリーズを制作。チョン代表は「『大変な結婚』は100回くらい見たと思う」と話す。米ニューライン・シネマと縁が深く、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズを輸入し、高収益を上げた。『アイリス』は「常に新しいことに挑戦するのがプロデューサーの宿命」という彼の信念が凝縮された作品。代表はインタビューした日も、「撮影されたものを編集しなければ」と忙しそうだった。映画でそうだったように、ドラマでもチョン代表は「野戦型プロデューサー」としての顔を見せていた。

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