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パク・シニャン「タイタニックの気分」
24日、俳優パク・シニャンが25日に横浜で行われるファンミーティングのために訪日し、記者会見を行った。
07年、久々のドラマ復帰に選んだ作品は『銭の戦争』だった。韓国では異色のドラマながら平均視聴率31%の大ヒットとなったが、このドラマ選んだ理由について「お金を扱った、韓国では始めての試みのドラマだった。自分は新しいことにトライするのが好きなので決めた。しかし、これほど大きな反響を得るとは思っていなかった。ある学生に学ぶべきことが多かったと言われ、やったことに確信が持てた」と振り返った。
初の船上ファンミーティングを開催することに「どうすればいいかわからない、というのが正直なところ。船を今日見たが素敵だった。大きな船を見るとタイタニックを思い出す。ワクワク、興味津々です。ロマンス、そしておいしい食事もある。でもこの船は沈没はしませんが。必ずロマンチックな時間になるようにお約束します」と期待感と自信をのぞかせた。
クリスマスの思い出については「今までクリスマスに友達と集まって騒ぐ、というようなことはなかった。そういう意味でも、明日が大勢の人と、それもファンの皆さんと過ごす初めてのクリスマスとなる。自分にとっての思い出と言えば、昔、父がクリスマスにおもちゃの車をくれたこと」とし、「今プレゼントをもらうなら? 船を一隻欲しいですね」とジョークで笑いを誘った。
「2007年は『銭の戦争』に取り組み忙しかった1年。今は次の作品を準備中です。日本に公式に来るのは3回目だが、来るたびにいろいろな感動があり、自分に関心をもってくれることがありがたい。夕張にも行ったが、自分にできることをこれからもいろいろとやっていきたい」と今年を振り返りながら来年の抱負を語った。
パク・シニャンのファンミーティング「パク・シニャン船上のクリスマス」(主催:(株)フラウインターナショナル)は25日、大型客船ふじ丸をチャーターし、午前10時と午後5時の2回行われる。パク・シニャンは最新ドラマ『銭の戦争』の話や歌声を披露する予定だ。
横浜=野崎友子通信員