大作ファンタジー時代劇『太王四神記』(MBC系)の結末が気になるのは視聴者だけではない。出演者や製作スタッフも同じだ。

 このドラマの結末は演出の金鐘学(キム・ジョンハク)プロデューサー、脚本のソン・ジナ、パク・ギョンスだけしか知らない。

 『太王四神記』の最終回・第24話の台本は、結末部分がないままスタッフ・出演者に配られた。まだ最終回の撮影中だが、結末部分の撮影が始まるときに初めて出演者に内容が伝えられるといわれている。台本は印刷されている可能性もあるが、その場で金鐘学プロデューサーが俳優たちに口頭で指示し、撮影することもあり得るらしい。

 『太王四神記』の結末について、放送前に流出しないよう金鐘学プロデューサーと脚本家二人がどれだけ神経をすり減らしているかがよく分かる。

 すでに配布されている台本では、タムドク(ペ・ヨンジュン)、スジニ(イ・ジア)、ギハ(ムン・ソリ)、火天会の長老(チェ・ミンス)が火天会の本拠地で会うところまでが書かれている。敵対している彼らが出会うのだから、その場で最後の戦いをするのでは、という憶測が流れている。

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