カン・ドンウォン主演のミステリー映画『M』(監督イ・ミョンセ)が、第32回トロント国際映画祭でワールドプレミア上映され、スタンディングオベーションを受け好評を博している。

 『M』はトロント国際映画祭のビジョン部門に公式招待され、10日午後9時30分(現地時間)、初めて一般に公開された。

 制作会社によると、上映直後に観客席でスタンディングオベーションが起き、上映後の質疑応答時間には、観客らがイ・ミョンセ監督に集中的に質問攻勢を繰り広げ、関心の高さをうかがわせたという。

 トロント国際映画祭は、世界4大映画祭であると同時に北米最大の映画祭であり、映画の版権輸出取引が最も活発に行われる映画祭でもあるため、『M』が受賞できるかどうか、また版権販売の結果が注目の的となっている。

 優れた映像美で名高いイ・ミョンセ監督は、過去にも『デュエリスト』でトロント国際映画祭のビジョン部門に出品されており、『M』に対する期待がより一層高まっている。

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