俳優ハ・ジョンウが韓国の俳優としては初めて、米国の映画祭のコンペティション部門にノミネートされた。

 これは、ハ・ジョンウ主演のグローバルプロジェクト映画『Never Forever』(キム・ジナ監督)が第23回サンダンス映画祭の米国映画コンペティション(American Competition)部門でノミネートされたもの。

 ハ・ジョンウは、米ユタ州パークシティで18日(現地時間)に開幕した同映画祭に出席するため、20日午後3時に4泊5日の日程で訪米する。21日にレッドカーペット・イベントや映画『Never Forever』の初公式上映が行われ、22日にはメディア試写会でキム・ジナ監督や女優ヴェラ・ファミーガ、デービッド・マキニクスと共に記者会見を開く予定だ。

 ハ・ジョンウは「サンダンス映画祭に参加できるのは、映画俳優としての夢でした。映画俳優ハ・ジョンウ!その夢をつかむため出国します。胸がドキドキしますね。韓国映画を海外に伝えることができるいい機会になるよう、ベストを尽くします」と語った。

 映画『Never Forever』は、韓国のナウフィルムと『セクレタリー』『Fur』を製作した米Vox3フィルムが共同制作した作品で、ニューヨークを背景に秘められた激しい愛情を描いている。ハ・ジョンウと共にハリウッドの新世代スターの呼び声高いヴェラ・ファミーガが出演、製作当初から話題を集めている。

 サンダンス映画祭は世界の映画界の中心である米国で、インディーズ系作品や若手監督を発掘する最も重要な映画祭として評価されている。ハ・ジョンウにとってはハリウッド進出への足がかりとなるだろう。

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