12日から香港で「Rain's Coming-06/07RainワールドツアーIN香港」を行っているRainが、1万2000人の観客を熱狂させ、ワールドスターとしての第一歩を踏み出した。

 香港のアジアワールドエキスポアリーナで初日のコンサートを行ったRainは、当初予定されていたコンサート開始時間の8時より30分遅れて公演を開始した。これは香港市内で退社後にコンサートを見に来る観客が、3000人も市内で車を拾えずにいるという知らせが会場に伝えられたため。

 潜水艦を打ち破って登場するというオープニングで始まったコンサートは、開始直後から1万2000人の観客が総立ちになった。

 Rainもこのような香港のファンの熱気に応えるかのように、普段よりさらに情熱的な舞台を見せたと現地の関係者は伝えている。コンサートの間中、広東語の字幕と共に、英語で話すRainを見て、1万2000人の観客の歓声は途絶えることがなかった。


 Rainは香港に到着した日にファンから受け取った白いマイクをコンサートで使用し、最後の曲と共に大型スクリーンに広東語で「愛する僕のファンたちに」という題名の手紙が映ると、一部ファンは感動の涙まで流したという。

 この後、ファンたちは会場を揺るがすほどの声と足踏みでRainの本名「チョン・ジフン」を連呼すると、Rainは「さよならの代わりに」をアンコールで歌った。

 一方、公演初日の12日には香港のカレン・モク(莫文蔚)をはじめとする香港の有名スターがRainのコンサートを観覧し、80余りのメディアから300人を超える取材陣が参加するなど、現地の関心の高さが実感された。

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