「映像詩人」演出家ユン・ソクホ氏の新ドラマ『春のワルツ』に登場する絵のような風景のロケ場所が関心を呼んでいる。

 満開の桜の間に姿を現した駅から始まった『春のワルツ』第2話は主人公たちがまだ子供の頃の話で、黄色い菜の花とまだ青い麦畑が美しい青山島が背景。ユン・ソクホ氏が追い求めて来た映像美学が絶頂に至った姿に視聴者は感歎した。

 放送直後から『春のワルツ』ホームページには「映像が美しくて眩しいほど。特にラストシーンの映像がとてもよかった。いつか必ず行ってみたい」「映画でしかできないと思っていた映像がドラマで見られて幸せ。時間が経つのがとても早かった」といった視聴者の感想が相次いだ。


 特に話題を集めているのがエンディングに登場した飛禽島ハヌノム海水浴場のハート型の浜辺。ユン・ソクホ氏自身がロケハンして見つけたそうで、ここで幼いスホとウンヨンのロマンチックなエピソードが完成される。浜辺がハートの形そっくりで、純粋な子役の恋物語に最適な場所に挙げられた。撮影時、コンテどおりに人工的に虹を作る予定だったが、不思議なことに撮影タイミングにピッタリ合わせて虹がかかり、スタッフを満足させた。

 『秋の童話』の束草や『冬のソナタ』の南怡島・春川など、ユン・ソクホ氏が演出した作品の撮影地は放送後に韓国内外の有名観光地になったことから、『春のワルツ』ロケ地の莞島郡一帯も観光客が押し寄せる有名観光地になると期待される。

 暖かい春のイメージを視聴者に一足先に伝えた莞島郡一帯の風景は、来週放映される第3話にも登場する。今後も成人した俳優たちの美しい愛を育む舞台として登場する予定だ。

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