アン・ジェウクがアジアに続き、アメリカ大陸でも韓流スターとして浮上する展望だ。

 25日にソウル陵洞子ども大公演ドームアートホールで「同感2006」コンサートを行ったアン・ジェウクは、3月31日に行われる東京NHKホールのコンサートを皮切りに中国や香港、台湾、シンガポールで巡回公演を行う。これに続き、米主要都市をはじめメキシコやベネズエラ、ペルーなどでもコンサートを推進している。

 アン・ジェウクは25日に開催された「同感2006」コンサートで、「ドラマの影響で中南米でも有名になった」とし「メキシコやベネズエラ、ペルーなどからコンサートのオファーが届いている」と話した。アン・ジェウクは同地域で放送されたドラマ『星に願いを』で、顔が知られるようになった。

 また「来月の日本公演に続き、東南アジア巡回公演終了後、米主要都市でコンサートを行うことも考えている」と付け加えた。

 アン・ジェウクはこの日、中南米の韓流にまつわるエピソードも公開した。

 昨年9月に盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領がメキシコを訪問した当時、現地の女性ファン30人余りが盧武鉉大統領が滞在した宿舎の前で「チャン・ドンゴンとアン・ジェウクをメキシコに送って下さい」というプラカードを持ちデモを起こして話題になったことを挙げ、アン・ジェウクは「政府が、チャン・ドンゴンは忙しいから私に行けと言ってきたが、私も忙しいと言った」とジョークを飛ばし、観客を笑いに包んだ。

 この日のコンサートは「元祖韓流スター」らしく800人余りの海外ファンが集った。その多くは日本の中年女性ファンたちだったが、香港、台湾、マレーシアなどからもアン・ジェウクを一目見ようと多くのファンが会場を訪れた。

 アン・ジェウクは約3時間『トゥルル』など5集の収録曲や『イエスタデイ』などドラマ主題歌などを歌ったほか、マジックショーも行い観客から熱い拍手を受けた。

 アン・ジェウクは5月放送のドラマ『ミスターグッバイ』で、18カ月ぶりにお茶の間に復帰する。

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