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ドラマ『宮』、“親”が“子”の演技指導
ドラマ『宮』がドラマ史上初めて“演技指導親子責任制”(?)を導入した。
ドラマ『宮』を演出するファン・イルレ監督は25日、主演のユン・ウネ、チュ・ジフン、キム・ジョンフンが新人であることから、異例のシステムを導入して彼らの演技力向上に努力していると伝えた。
ドラマの中で彼らの親として登場する中堅タレントたちが「2対1」で演技の個人指導をすることにより、演技をよりスムーズに進行させるという試み。
つまり、ユン・ウネは親として出演しているカン・ナムギルとイム・エジンが指導し、キム・ジョンフンは母親であるシム・ヘジンが、またチュ・ジフンはパク・チャナンとユン・ユソンが責任を持って演技指導をしている。
もう1人の主人公であるソン・ジヒョはドラマの中で孤児であるため個人指導は受けられないが、映画『Some』などに出演していることから、既に演技力が相当向上しており特別な問題はないという。
『恋愛の基礎』以降10年ぶりにドラマの演出を再開したファン監督は、「最高の人気を得ている漫画が原作であり、独特な状況を素材にしていることから、ありふれた既存のドラマとは差別化された面白みがある。実際には景福宮で撮影することができず、コンピューター作業に多く依存するなど障害も多いが、楽しく撮影している」と話した。
現在8話までの撮影を終えており、このままで行けば来年1月初めの放送までに12話までの作業が終わるとしている。
『宮』は計20話完結のドラマとして企画されてきたが、コ・ヒョンジョン主演のドラマ『俺が悪かった』が制作面で支障をきたし、当初の予定よりも早い1月初めに放送されることになった。その代わり『俺が悪かった』は『宮』が放送される予定だった2月末に延期されることになった。