「10月の花嫁」になる沈銀河(シム・ウナ)が姿を現した。

　シム・ウナは18日午前8時50分、ソウル・牛眠(ウミョン)洞の自宅で報道陣と簡単なあいさつを交わした後、結婚式の準備に取りかかった。

　ノーメークで、緑色のワンピースと黒のニットに身を包み現れたシム・ウナは、徹夜で自宅前に待機していた報道陣に向け、何度も「ありがとうございます」と大きな声であいさつした。

　しかし、シム・ウナが家の外に出るのは容易ではなかった。

　20人余りの報道陣が取り囲み、車が動けなくなると、後部座席に座っていたシム・ウナは車の窓を降ろして当惑した表情を見せる一幕もあった。

　シム・ウナは始終笑顔を見せたが、時折、結婚を目前に控えた新婦の緊張した面持ちもうかがわせた。結婚式は午後3時から行われる予定。