映画『ゴースト・ママ』『エンジェル・スノー』のハン・ジスン監督と『シルミド』『公共の敵2』のキム・ヒジェ作家がタッグを組んでドラマを制作する。

 映画界で実力を認められた二人が俳優やスタッフなど映画界の人材と共に映画の制作システムを取り入れて事前制作ドラマを手がける予定で話題となっている。

 制作会社のイエロー・プロダクションは11日、「ハン・ジスン監督の演出、キム・ヒジェ作家がシナリオを手がけ、約25億ウォンの制作費を投じて全16話のドラマ『someday』を制作する」と明らかにした。このドラマは事前制作され、撮影を終えた後に地上波テレビ局で放送される予定だ。

 ハン・ジスン監督は「以前から連続した映像に関心があった」とドラマ演出に挑戦することになった理由を説明しながら「ドラマに映画的表現が融合されるように映画監督としての長所を活かした作品にしたい」と意気込みを語った。

 今までドラマ監督が映画監督にデビューした例はあったが、逆のケースは珍しく、多方面から関心を集めている。

 ハン監督は「個人的には映像というカテゴリーの中では互換性があるべきだと思う。そのためテレビに対する拒否感はないが、少なくとも映画界の人間だからとは言われないようにしたい」と語った。

 『someday』は活発な性格の韓国人女性作家が日本で在日韓国人の不良観光ガイドと出会い、恋に落ちる過程を描いたラブコメディで、7月ごろ日本でロケを開始する予定だ。

 イエロー・プロダクションのオ・ミノ代表は「映画界の人々が十分な時間を持って撮影するだけに映画と遜色ない作品を期待している。日本で約30%のロケを行い、来年初めに韓国と日本で同時放送する予定」と説明した。

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