崔志宇(チェ・ジウ)とクォン・サンウが超VIP待遇を受けて日本に進出する。

 二人が共演したSBSドラマ『天国の階段』が、歴代最高の額で日本に販売される。
 崔志宇が所属するサイダスHQのチャン・ジヌク取締役は「『天国の階段』が100万ドル(約12億ウォン)で日本のテレビ朝日に販売された。早い時期に日本での放送が可能となるだろう」と明らかにした。

 12億ウォンという額は一本のドラマ輸出額としては過去最高。8億ウォンで日本へ販売された昨年に大ヒットしたSBSドラマ『オールイン』、同じく36億ウォンで販売された韓国映画史上初の1000万人観客突破を記録した『実尾島』(日本タイトル『シルミド/SILMIDO』)と比較しても破格の額であることが分る。

 『天国の階段』が歴代最高の額で日本に販売されたのは、崔志宇の高い人気が影響した。崔志宇が出演したドラマ『美しき日々』が昨年に高い人気を得て、『冬の恋歌』(日本タイトル『冬のソナタ』)も昨年のNHK BSでの放送に続き、4月3日から再び地上波のNHK総合テレビで放送されるなど高い人気を誇っている。

 崔志宇がすっかり高視聴率女優としてのイメージを定着させた中、最近では『冬の恋歌』のサウンドトラックが、日本ゴールドディスク大賞で「サウンドトラック・アルバム・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。

 ここにクォン・サンウの魅力も影響した。20日、ソウル市内のヒルトンホテルで行われた崔志宇の日本人ファンを招待したイベントにゲストとしてクォン・サンウが現れると、日本人のファンは「モムチャン」(素晴らしい肉体の持ち主の意の流行語)を連呼し、『天国の階段』でクォン・サンウが出演したシーンが流されると盛んにフラッシュを浴びせていた。

 一方、『冬の恋歌』が版権、DVDソフト、サウンドトラックなどを合わせ、日本国内で約500億ウォン以上の売上を記録し、今もなお30種類以上のキャラクター商品が開発されていることから、『天国の階段』の大ヒットは必至と見られる。

『スポーツ朝鮮/キム・テグン記者 amicus@sportschosun.com 』

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