「子供たちに母親の仕事と役割を見せたい」

 女優の崔真実(チェ・ジンシル)が、来年スクリーン復帰する。

 崔真実は15日午後8時50分から、ソウル市内の63ビル内にあるシャロンルームで記者会見を開き、芸能界復帰を宣言した。

 映画は来年3月にクランクイン、秋の公開を目標にしているラブストーリーで、崔真実が所属する「ビックエンターテインメント」が直接制作を手がける。今回の映画出演で崔真実は、昨年10月末に放送されたMBCテレビの週末ドラマ『あなたを知ってから』以来、約1年5カ月ぶりに活動を再開する。

 崔真実は明るい笑顔を浮かべて記者会見場に現われたが、久しぶりの公式の場で感慨深かったのか、発表文を読み始めるとすぐに涙ぐんだ。

 「ちょうど1年が経ちました。去年の12月18日は、子供たちの父親(チョ・ソンミン)が私との不仲をマスコミを通じて公表した日です」と語りだした崔真実は、時折ハンカチを目にあてながら言葉を続けた。




 「自分自身が嫌だったし、夫も憎く、世間も嫌だった」と語った崔真実は「子供たちがいなかったら人生を諦めるところだった」と当時の辛さを振り返った。

 「今は子供のファンヒが大きくなって一人前の視聴者になった。テレビで素敵な男性や美しい女性を見ては意見する。ファンヒノ母親の仕事や役割を見せたい」と復帰を宣言した。

 離婚についての質問には「今は離婚できない。子供たちのために最善を尽くした後に決める」と語り、「チョ・ソンミンができるだけ家に戻り、子供たちと遊んでくれればと思う」と語った。

 崔真実はファンに「こんな姿ばかりを見せて申し訳ない。私や子供はある意味、とても不幸だと言えるが、その中で小さな幸せを見つけようと努力している。これからも変わらない声援を送ってほしい」と語り、記者会見を終えた。

indyk@sportschosun.com 』

ホーム TOP