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金允珍が米ABCと100万ドルで専属出演契約
映画『シュリ』に主演した女優の金允珍(キム・ユンジン)が最近、米3大ネットワークの一つであるABCと専属出演契約を交わした。
青龍(チョンリョン)映画賞が輩出したスター女優の金允珍は、今年10月にABCプロデューサーのケリー・リラーから、来年3月に放送予定の番組(タイトル未定)への出演を前提にした専属契約のオファー受け、最近これにサインした。
契約の条件は専属期間である6カ月間に35万ドルが支給され、作品出演料として40万ドルプラスアルファの額を受け取る。
また金允珍が韓国内のスケジュールを優先しなかった場合は、6カ月の専属期間が自動延長され、追加として30万ドルが支給されるなど破格の条件だ。
韓国人女優が今回のように超VIP待遇を受けて米国のテレビ番組に出演するのは今回が初めて。
金允珍がこうした超VIP待遇を受けることになったのは、映画『ラヴソング』のピーター・チャン監督をはじめ、これまで親しくしてきたプロデューサーらが大きな役割を果たした。
また、米国のニューヨーク芸術高校を卒業後、ボストン大学とオックスフォード大学の英国ドラマアカデミーで学んだ金允珍が、ネイティブに近いレベルで英語を駆使するといった点も強みとなった。
同時に金允珍は米国の大手エージェントであるウィリアム・モーリスと3年間のマネジメント契約書にサインし、ワールドスターへの足場を固めた。
ウィリアム・モーリスは韓国にも多くのファンがいるメグ・ライアンをはじめ、『アメリカン・ビューティー』のケヴィン・スペイシー、『タイタニック』のケイト・ウィンスレット、『マトリックス』のキャリー=アン・モス、『キューティ・ブロンド』のリース・ウィザースプーンらが所属するエージェントで、金允珍はそうそうたるハリウッドスターたちと肩を並べる格好となった。
現在、米国に滞在中の金允珍は、12月初旬に一時帰国し、韓国映画への出演計画を決定した後、再び12月中旬頃に渡米する。現地では来年1月初旬から2月まで、テレビ番組の収録を予定している。
昨年12月、映画『密愛』で青龍映画賞の主演女優賞を受賞した金允珍は「ブランクが空いてしまい、ファンのことが気になっていた」としながら、「米国と韓国を行き来しながら、一生懸命に活躍する姿を見守ってほしい」と語った。