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アジア最高の女優3人、最高の女武士は?
「3人のスター女優のうち誰が勝利するか?」
『猟奇的な彼女』の全知賢(チョン・ジヒョン/22)、『グリーン・デスティニー』のミシェール・ヨー(41)、『シャンハイ・ヌーン』のルーシー・リュー(35)。
韓国と中華圏の美女3人が来年、同じテーマの映画にそれぞれ出演して真剣勝負を繰り広げる。特に全知賢は香港の他、アジア圏で急速に広まっている韓流熱風(韓国ブーム)や、若いファン層からの支持を得て、香港のメディアからも絶大な関心が寄せられている。
これら3人の女優がほぼ同時期に出演する映画は、伝説的な中国の女戦士「木蘭」の一代記を描いた時代劇だ。
約1400年前の匈奴族侵攻の際、女性として憤然と立ち向かい、農民と皇帝を救った木蘭の愛国精神と勇気は以降、『木蘭辞』という伝説として伝えられている。「父には息子がなく、私には兄がいないのだから、馬と鞍を揃えてこの地を守ろう…」。『木蘭辞』の一部だ。
1964年に映画『花木蘭』が初めて制作され、1998年にはディズニー映画『ムーラン』がアニメ映画としてヒットしたことがある。
3人の中で先制攻撃を仕掛けたのは、ミシェール・ヨー。『グリーン・デスティニー』、『007』シリーズなどで、すでに武術の実力を証明済みのミシェール・ヨーは、3000万ドル(約360億ウォン)が投入される『花木蘭』の主演にキャスティングされた。
『グリーン・デスティニー』のチョウ・ユンファも共演する豪華キャストで、今年の冬にクランクインする予定だ。
これに続きスタンリー・トン監督が木蘭シリーズの映画『伝説の木蘭』を来年中旬にクランクインする構想を練っている。この映画も2500万ドル(約300億ウォン)が投じられる。スタンリー・トン監督自らは、主人公の木蘭役を明らかにしていなが、『シャンハイ・ヌーン』のルーシー・リューである可能性が高いという噂が広まっている。
ルーシー・リューは、米ニューヨーク生まれの華僑で、ミシガン大学を卒業したエリート。流暢な英語と中国語にルックスまで兼ね備えて人気が高い。
全知賢は上海の韓国系の中国映画企画会社「SFSデジ-メディア」が、800万ドル(約96億ウォン)の予算を投じる『木蘭』のヒロインにキャスティングされた。
低予算で作品の公開時期も遅れるが、企画会社側は全知賢と共に台湾のアイドルグループ「F4」のメンバー、ジェリー・イェンなどの若手スターを起用し、若年層を狙えば勝算があると見込んでいる。
香港=李光会(イ・グァンフェ)特派員