27日、ドラマ『パダムパダム~彼と彼女の心拍音~』の番組イベントが東京・メルパルクホールにて開催され、主演のチョン・ウソンとハン・ジミンが出演。ファンと触れ合いの時間を持った。
2人はイベントに先立ち記者会見に臨み、お気に入りのシーンに「湖での愛の告白シーン」を挙げ、「寒い中、2日かけて撮影し、苦労したが、美しく撮れていて満足」などと語った。
また、『彼らが生きる世界』などで知られるノ・ヒギョンの脚本だが、その魅力について、チョン・ウソンは「相手に対して隔たりのない関係性を作っていくところ。本質を理解し、人間同士の関係性がよく描かれている」とし、ハン・ジミンは「登場人物が生き生きと描かれている。キャラクターが個性的でリアルなせりふが魅力」との所感を述べた。
このドラマは「奇跡」がテーマになっているが、それぞれの「奇跡のような瞬間」は、との質問にチョン・ウソンは「今、この瞬間」と言って笑い、「奇跡は日常の中にあるということをこのドラマが伝えている。奇跡は特別な日なのでなく、日々の中、今日、この瞬間が奇跡」と表現。ハン・ジミンは「このドラマを通じて、ガンチルと出会うことで、小さなことの中にも奇跡が潜んでいるということ、小さなことにもありがたく感じる気持ちが本当に奇跡ではないかと思う。人を愛することも奇跡、普段目にしていた美しい自然や風景にも奇跡を感じる」と美しく説明した。
そして、最後にメッセージとして「このドラマは、人間関係の中にある見えない心の絆を描いている。目で楽しむだけでなく、心でも感じてほしい」とチョン・ウソン。ハン・ジミンは「純粋なラブストーリー、家族愛、ファンタジーの要素が含まれているドラマ。わたしたちがドラマを通じて感じたように、皆さんにも日常の中にある幸せや奇跡を感じ取ってパダムパダム(ドキドキ)してほしい」と語った。
イベントでは、ドラマの撮影のエピソードの披露や、またファンからの質問に答えたり、ゲームをするなどしてファンと触れ合った。エピソードでは、チョン・ウソン、ハン・ジミンのお気に入りで、ファンの人気でも1位となった湖で2人が泳ぐシーンについて、「湖のシーンは2日かけて撮ったが、湖以外にプールでの水中撮影や、駐車場でも撮影した」と明かすなどし、ファンを楽しませた。
『パダムパダム~彼と彼女の心拍音~』は現在、テレ朝チャンネル、BS朝日で放送中だが、2月3日からテレビ朝日にて毎週日曜深夜2時40分(初回のみ深夜2時55分)より放送される。また、DVD-BOX1、2(販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ)も好評発売中だ。