RAIN、控訴審も勝訴=不動産賃貸めぐる訴訟で

RAIN、控訴審も勝訴=不動産賃貸めぐる訴訟で

 歌手で俳優のRAIN(ピ/チョン・ジフン)は、自身が所有する建物の賃貸に関する訴訟の控訴審でも勝訴した。

 ソウル中央地裁民事第11部(キム・ヨンサン部長判事)は31日、RAINが所有する建物に入居していたデザイナーを相手取り起こした物件明け渡し訴訟の控訴審で、「被告の控訴を棄却し、一審判決を支持する」との判断を示した。

 これに先立つ一審では「賃借人は保証金1億ウォン(約670万円)を差し引いた残りの金額を受け取るのと同時に物件を明け渡すこと」と原告一部勝訴の判決を下していた。これに対し、被告のデザイナーは判決を不服として控訴していた。

 また、裁判所は「一部漏水が発生、トイレの汚物が逆流したことをもって、建物の使用目的を達成できない程だと判断する証拠にはならない」とし、家賃の支払いと立ち退きを拒否し、反訴したデザイナー側の訴えも棄却した。

 RAINは、ソウル市江南区にある自己所有の建物に入居したデザイナーを相手取り、「契約が満了したのにもかかわらず退去しない」として物件明け渡し訴訟を起こしたが、デザイナーは「建物の壁に水が漏れ、2億ウォン(約1340万円)に達する被害を受けるなど、賃貸人としての義務を果たしていない」として逆提訴していた。

ユン・ソンヨル記者
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