Rain、家賃滞納裁判で勝訴

Rain、家賃滞納裁判で勝訴

 家賃の滞納をめぐって、家主のRain(30)=本名チョン・ジフン=が入居者のライフスタイル・デザイナー、クリスティン・パク氏を訴えた裁判。ソウル中央地方裁判所大法院は13日、上告を棄却し、入居者に対して保証金の1億ウォンを差し引いた残金の全額の支払いを命じ、Rainの勝訴が確定した。同裁判所が17日に発表した。また、一部で漏水が発生し、トイレで汚物が逆流した事実だけで建物の使用目的が達成できないほどであったとする証拠がないとして、被告の反訴も棄却した。

 ソウル中央地裁は1審、2審ともに、パク氏が賃貸料の支払いを3カ月以上延滞していることから賃貸契約は法律に基づき解約・終了していると判断、芸術作品の展示を目的に建物を使用することを明示しなかったことや、契約終了後の現在もパク氏は自身の目的に応じ建物を使用していることを指摘、原告のRAINに延滞している賃貸料を支払う義務があるとの判断を下していた。

 被告のパク氏は2009年8月にRAINが所有するソウル市江南区の建物に保証金1億ウォン、家賃月400万ウォン、付加価値税月40万ウォンを支払う契約を結び、同年10月からギャラリーをオープンした。ところが、同年12月から10年8月まで月40万ウォンの付加価値税を支払わず、10年9月からは家賃も滞納していた。

ユン・ソンヨル記者
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