ホ・ジノ監督 映画『暗殺者(たち)』の歴史歪曲批判に「やるせない…出演者たちもつらそう」

ホ・ジノ監督 映画『暗殺者(たち)』の歴史歪曲批判に「やるせない…出演者たちもつらそう」

 【NEWSIS】映画『暗殺者(たち)』=原題=を手がけたホ・ジノ監督が、このほど浮上した歴史歪曲(わいきょく)批判について、「ここまでこき下ろされるとは思わなかった」と語り、現在の心境を吐露した。

 ホ・ジノ監督は9月30日、ユーチューブ・チャンネル「ポン・ジウクのオフ・ザ・レコード」のインタビューで、「俳優やスタッフたちは本当に一生懸命仕事をしたのに、歴史を歪曲したというレッテルを貼られ、出演者たちもかなりつらい思いをしている」と言った。

【写真】 和気あいあいとした雰囲気の『暗殺者(たち)』PRイベント

 事実、主演を務めたユ・ヘジンの一部PR映像は、アンチコメントによってコメント機能が停止された。イ・ミンホら他の出演者たちや、試写会で推薦メッセージを寄せた俳優仲間たちの交流サイト(SNS)にも非難の声が殺到している。

ホ・ジノ監督 映画『暗殺者(たち)』の歴史歪曲批判に「やるせない…出演者たちもつらそう」

 一部で取り沙汰されている「朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領黒幕説」について、ホ・ジノ監督は「朴元大統領が配偶者の陸英修(ユク・ヨンス)夫人を殺せと言って、そうさせたという内容で作った映画ではない。それは矛盾しており、蓋然(がいぜん)性がないからだ」と一蹴した。

 1974年の陸英修夫人狙撃事件(朴正熙暗殺未遂事件)をモチーフにした『暗殺者(たち)』は、公開後に政界から激しい批判を浴びた。与党による上映中止要求や制作スタッフに対する名誉毀損(きそん)の告発まで相次ぐや、制作スタッフ側は「歴史的事実を歪曲したり、特定の人物を事件の黒幕として規定したりした創作物ではない」と正式に反論している。

イ・ジェフン記者
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