【NEWSIS】およそ3100万ウォン(約357万6000円)の投資詐欺の疑いが持たれているトロット(韓国演歌)歌手チャン・ユンジョンの実母に対し、検察が懲役1年6月を求刑した。
ソウル東部地方裁判所のソ・ボムジュン部長判事は27日、詐欺の罪に問われているユク被告(70)に対する初公判を開き、結審手続きまで進めた。
検察はこの日、「ユク被告はすでに類似した手法による詐欺罪で実刑判決を受けた前科があり、被害金額も少なくない」として懲役1年6月を言い渡すよう要請した。
検察によると、ユク被告は2024年9月から翌年2025年8月にかけて、娘が歌手であることを利用して知人らをだまし、3回にわたって計3100万ウォンをだまし取った疑いが持たれている。
この日、ユク被告側は公訴事実をすべて認めた。ソ・ボムジュン部長判事が「被告人も同様か」と尋ねると、ユク被告も「はい」と答えた。
ユク被告側は最終意見で「公訴事実をすべて認め、自分の過ちを深く反省している」とした上で、「2018年に同種の罪で処罰された前科があるにもかかわらず、このような犯行に及び、全く弁解の余地がない」と述べた。
それに加え、「ただし犯行の動機に関して、ユク被告は生活費やカードの支払いなどが必要で犯行に至ったものであり、だまし取った資金の大部分も生活資金として消費した点、またユク被告の健康状態がよくない点を考慮して、最後にもう一度、寛大な処置をお願いしたい」と求めた。
ユク被告も最終陳述で何度も謝罪の言葉を繰り返し、「被害者と家族に本当に申し訳なかったとお伝えしたい」とすすり泣きながら述べた。
ユク被告に対する判決公判は来月10日に開かれる。