17歳少年、勉強中に背伸びをして「ポキッ」と音が…手足が麻痺/マレーシア

左のMRIでは頸椎領域に残る脊髄損傷部位が確認され、右のMRIでは脊髄前方部の損傷を示す「フクロウの目」のような変形が観察される。/写真=Cureus
▲ 左のMRIでは頸椎領域に残る脊髄損傷部位が確認され、右のMRIでは脊髄前方部の損傷を示す「フクロウの目」のような変形が観察される。/写真=Cureus

【ヘルス朝鮮】脊髄梗塞(せきずいこうそく)は非常に稀(まれ)で、診断が容易ではない疾患だ。特に激しい外傷や血管疾患のリスク因子がない若い世代に発生すると、脊髄炎など他の神経疾患と誤認されやすい。最近、勉強中に背伸び(ストレッチ)をした直後、突然手足に麻痺が生じて救急外来を受診した10代の少年が、脊髄梗塞と診断された事例が報告された。

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 マレーシア科学大学(USM)医学部およびセベラン・ジャヤ総合病院の医療陣によると、普段は特に健康上の問題がなかった17歳の男性が、両腕の脱力感としびれを訴えて救急外来を受診した。患者は勉強中、軽めに背伸びをしたところ、首の後ろあたりから「ポキッ」という音がしたと話した。症状は数時間の間に急速に悪化し、筋力低下が脚にまで及んで、最終的には自力で歩行できない状態に陥った。

 救急外来で行われた神経学的検査では、両手の握力が明らかに低下しており、両脚の筋力も著しく落ちていた。首から下は痛みや温度に対する感覚(温痛覚)も鈍くなっていたが、位置などを認識する深部感覚(位置覚)は比較的保たれていたため、医療陣は脊髄の前方に異常が生じたと判断した。症状発生から約24時間後に実施された頸椎(けいつい)MRI(磁気共鳴画像法)検査では、第5頸椎(C5)から第3胸椎(T3)にかけて、脊髄の前方に沿って広範囲にわたる損傷(病変)が確認された。

 初期には、急性炎症性疾患である横断性脊髄炎の可能性を考慮し、高用量ステロイドや抗ウイルス薬、抗生物質が投与されたが、血液検査や髄液検査(脳脊髄液検査)では炎症や感染の兆候は見られなかった。医療陣は、画像検査や血液・髄液検査の結果などを総合的に判断し、最終的に「脊髄梗塞」との診断を下した。

 その後、医療陣は患者にリハビリ治療を行いながら経過を観察し、患者は入院期間中に徐々に手足の筋力を回復させていった。6カ月後の追跡MRI検査では、脊髄前角(ぜんかく)の虚血性損傷を示唆する「フクロウの目(owl’s eye)」の形に似た特徴的な所見がより明確に確認された。当時は両手にわずかな筋力低下が残るのみで、四肢の筋力はほぼ完全に回復した状態だった。

◇脊髄の血流が滞ると手足の麻痺にまで至る

 脊髄梗塞は、脊髄に血液を供給する動脈が閉塞(へいそく)して脊髄組織が損傷する疾患だ。非常に稀で、脳卒中全体の約1〜2%を占めるにとどまり、運動麻痺や温痛覚の低下、排尿・排便障害などを引き起こす。

 特に若い世代では、外傷や血管疾患のリスク因子がないケースが多く、横断性脊髄炎や感染性脊髄疾患と混同されやすい。医療陣は「若い患者が突発的な脊髄病症(ミエロパチー)を示した場合、脊髄梗塞も必ず鑑別診断に含めるべきだ」とし、「急激に症状が発現する経過や、脊髄前方に沿って縦に長く現れるMRI所見を照合すれば、不要な検査や治療を減らし、より迅速に適切な加療を開始するのに役立つ」と説明した。

 脊髄梗塞の治療は現在、神経損傷を最小限に抑えるための保存的治療とリハビリが中心となる。疼痛(とうつう)のコントロールや血圧・呼吸などの全身状態を安定させ、可能な限り早期にリハビリを開始することが機能回復を促す。医療陣は「初期の神経学的損傷が深刻であるほど後遺症のリスクは高まるが、適切な治療とリハビリを受ければ、今回の事例のように十分な回復が期待できる」と述べた。

 今回の症例報告は、学術誌『Cureus(キュレウス)』に今月13日付で掲載された。

※ 本記事はAIで翻訳されています。

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チェ・スヨン記者
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