夫の腕に抱かれ階段を下りていたところ転落…全身麻痺となった40代英国人女性

写真=ケリーさんと夫のサイモンさん/「SWNS」より
▲ 写真=ケリーさんと夫のサイモンさん/「SWNS」より

【ヘルス朝鮮】18年間にわたり慢性疼痛(とうつう)疾患を患ってきた女性が、階段で夫とともに転落する事故に遭い、その3か月後に全身麻痺(まひ)と診断されたという痛ましいエピソードが伝えられた。

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 3日(現地時間)、英サウス・ウエスト・ニュース・サービス(SWNS)などの外信によると、英国に居住するケリー・スチュワート(Kelly Stewart)さん(44)は、18年前から線維筋痛症と非てんかん性発作を患ってきた。線維筋痛症は、特別な原因がないにもかかわらず、全身に慢性的な激しい痛みが生じる疾患だ。ケリーさんは長年車椅子生活を送っていたが、事故の前までは腕や脚を動かすことができていた。

 事故が発生したのは昨年5月のことだった。夫であり介護者でもあるサイモン・スチュワート(Simon Stewart)さん(45)が、ケリーさんを抱きかかえて階段を下りていた際、足を踏み外し、二人は7段下まで一緒に転落した。この過程で、夫の体がケリーさんの上に覆いかぶさる形になった。

 夫婦は事故直前の3週間、敗血症と肺炎で闘病中だった義理の母親を病院で看病していた。ケリーさんは「夫が肉体的にも精神的にも極度に疲弊していたことが、事故に影響したのかもしれない」と当時を振り返った。

 事故直後、ケリーさんは全身が硬直して手足が震え、口から唾液や泡を吹く「強直間代発作(全般てんかん発作)」を起こして病院へと救急搬送された。検査が行われたものの、当時の医療陣は、深刻な異常は見つからなかったと判断していた。

 しかしその後、身体の一部に感覚異常が現れ始めた。事故から約3か月が経過した昨年8月には激しい頭痛に襲われ、その翌日に突然意識を失った。目を覚ましたときには、肩から下の身体を一切動かすことができない状態になっていた。

 病院に入院したケリーさんは、当初「ギラン・バレー症候群」の疑いがあると診断された。ギラン・バレー症候群は、神経の損傷によって感覚異常や麻痺が発生する希少疾患だ。

 しかし、追加検査の結果、医療陣は「機能性神経障害(FND)」および「機能性運動障害(FMD)」との最終診断を下した。機能性神経障害は、脳と身体の間の信号伝達プロセスに問題が生じることで、運動や感覚の機能異常が引き起こされる疾患だ。脳や脊髄(せきずい)に構造的な損傷(器質的病変)がみられなくとも、実際に麻痺や発作、感覚消失、言語障害、歩行障害、嚥下(えんげ)障害などが現れる。

 機能性神経障害の正確な原因は、未だ解明されていない。ただし、他の神経系疾患や慢性疾患を抱えている場合にリスクが高まることが知られており、極度のストレスや外傷(トラウマ)の経験、激しい疲労などが発症に関連する要因とされている。米国国立神経疾患・脳卒中研究所(NINDS)によると、機能性神経障害は女性に多く見られ、子供から成人まで幅広く発症する可能性があるという。

 現在、ケリーさんは腕や胴体、脚の感覚をほとんど失っている。自力で食事を摂ることや、座っていることも困難なため、毎日訪問介護(ケアサービス)を受けている。医療陣は、筋力を回復させるためには数年間にわたるリハビリテーション(再ハリア(リ)ウ治療)が必要になるかもしれないと説明している。

 ケリーさんは事故後、約8か月半にわたり入院治療を続けた。この期間中に約500回もの発作を経験し、神経リハビリや作業療法を通じて感覚と運動機能の回復を試みた。しかし、その回復速度は遅い(遅々として進まない)状態だ。

 ケリーさんは「自分の身体や人生を自らコントロールできないという事実が、何よりも辛かった」とし、「うつ病を患い、精神科看護師の助けも借りた」と心境を明かした。それでもなお、彼女は夫を一切責めていないという。ケリーさんは「夫は私を安全に移動させる方法の訓練を受けていたが、当時は毎日病院を行き来しており、肉体的にも精神的にも限界を迎えていた」とした上で、「夫は今も自分を責め続けているが、私が愛する人を恨むことなどできない」と語った。

 先月退院したケリーさんは、現在は夫と共に新たな住まいでの生活を始めている。夫婦は車椅子の利用に合わせ、自宅にスロープを設置したり浴室をリフォーム(改造)したりするなど、住環境の整備を進めている。ケリーさんは「これからは、できる限り平凡な暮らしを送りたい。リハビリを通じて、少しずつでも回復していくことを願っている」と言葉を結んだ。

※ 本記事はAIで翻訳されています。

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チャン・ガリン記者
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